「名門音大への合格者は事前に決まっている。それが音楽世界の常識」と噓をつき、間接的な金銭要求、ハラスメントと「やりたい放題」の「ヤバすぎるピアノ講師」の実態
弁護士を盾にするピアノ講師
このピアノ講師女性が言う大教大教育協働学科音楽表現コースの「廃止」も、どうやら“騙り”のようだ。以下、大教大広報室による正式な回答を紹介する。 ≪今回の教育協働学科(音楽表現コースのある学科)の再編によって、専攻・コースの名称やカリキュラムに変更は生じますが、再編前後で、ご質問の背景(にある風聞)にあるような変化(廃止・解雇)は生じませんし、検討も行っておりません。≫ この大教大の回答を見る限り、ピアノ講師女性が言う「大教大に近い筋が言っている」という話も、みずからの言に信憑性を持たせるためのハッタリであり嘘とみていいだろう。 入試への信頼性の毀損にも繋がりかねない風聞の流布、入学希望者をも左右しかねないコース廃止のデマと、当の大教大にとってはなんとも迷惑千万な話である。 それにしても、いくら芸術の世界の話とはいえ、ここまで旧来からの悪弊と誤情報をみずからのレッスン生に垂れ流す、当のピアニスト、講師女性は、これら一連の話をどう考えるのか。直接、話を聞こうと連絡を取った。 すると、こちらが指定した期限、ギリギリのタイミングでメールにて、以下の連絡が寄せられた。 ≪この件への対応はすべて弁護士に一任致しました。後日、弁護士に回答させます。そのため私への連絡はお控え下さい。≫ 数日後、このピアノ講師・ピアニスト女性の弁護士と名乗る人物から記者のもとへ回答が寄せられた。その内容は、概ね、「高校や大学に関する諸々の話は彼女(ピアノ講師・ピアニスト女性)とは何ら関係のない、あずかり知らぬ話であり、答えようがない」というものだった。 とはいえ大教大の音楽表現コースに関する発言については、≪実際は廃止ではなく改編だが、これを廃止と彼女が勘違いして発言したことがあったかもしれません≫と、保護者相手に威勢よく話していた内容とは大きく軌道修正された回答を寄せてきた。 そうすると、彼女が保護者相手にピアノ講師女性の言う「私の師匠筋が言っている」「(大教大に)近い筋が言っている」という話は、師匠筋や近い筋だのが勘違いをして彼女にそう言ったのだろうか。大変気になるところだ。 それにしてもレッスン生とその保護者相手には、明確に断言していた話も、記者の取材だと弁護士を盾にみずからは一切、口を噤む。これがすべての答えといったところか。