歴代最高は誰だ!? 日本人、欧州CL出場試合数ランキング1~10位。世界最高峰の舞台に名を刻む男たち
1位:香川真司(かがわ・しんじ)
生年月日:1989年3月17日 CL出場クラブ:ドルトムント(ドイツ)、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) CL通算成績:33試合4得点8アシスト 日本人でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に最も出場したのは、かつて代表で10番を背負った香川真司である。 2010年夏にドルトムントへと移籍した香川は、2年目の2011/12シーズンにCLデビューを飾る。このシーズンの香川はアンストッパブルな存在で、ブンデスリーガで13得点12アシストとキャリア最高の姿をみせていた。 しかし、CLの壁は高く、ブンデスリーガを制したドルトムントであってもグループリーグで敗退してしまった。香川自身もアーセナル戦で初ゴールを決めたが、6試合で1得点0アシストとドイツ国内でみせていた圧巻の活躍を披露することができていない。 初のCL挑戦が不甲斐ない形に終わった香川だったが、その後リベンジのチャンスが何度も訪れた。CL通算33試合出場は先述した通り日本人歴代最多であり、7シーズンを戦ったのも日本人ではダントツ。通算4得点8アシストの両記録も歴代1位だ。 そんな香川がCLで最も輝いたのは、マンチェスター・ユナイテッドでの2年間を経てドルトムントへと復帰した後の2016/17シーズンのグループリーグで対戦したレギア・ワルシャワ戦だろう。8-4と派手な打ち合いとなった試合で日本代表MFは2得点1アシストと圧巻の活躍を披露。ウスマン・デンベレとの連係から17分、18分と立て続けに得点を奪って大勝に大きく貢献した。 今後、CLでの出場試合数、得点数、アシスト数でトップに立つ香川を超える日本人選手は現れるのだろうか。2024/25シーズンは12人もの日本人選手が世界最高峰の舞台に立つ資格を持っており、彼らの活躍に期待したい。
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