富山がFC大阪の猛攻凌いで準決勝突破!! 史上初のJ2昇格PO決勝は3位vs4位対決に
[12.1 J2昇格PO準決勝 富山 1-1 FC大阪 富山] Jリーグは1日、J2昇格プレーオフの準決勝を開催した。J3・3位のカターレ富山は同6位のFC大阪に1-1で引き分けるも、同点の場合はリーグ戦上位チームが勝ち上がる規定により決勝進出を果たした。2014年以来のJ2復帰をかけ、7日の決勝で同4位の松本山雅FCと対戦する。 【写真】「やばい」「可愛すぎ」「写真集みたい」元なでしこ鮫島彩さんがルームウェア姿を披露 決勝進出のために勝利が必要なFC大阪は前半24分、DF美馬和也がペナルティエリア内からシュートを放ったがGK田川知樹の正面に飛んだ。対する富山は同25分、FWマテウス・レイリアとMF布施谷翔が絡んだ中央攻撃からFW碓井聖生がミドルシュート。これは枠の左に逸れていった。 試合が動いたのは前半36分。富山がMF松岡大智のクロスでゴールに迫ると、碓井の折り返しを布施谷が頭で押し込んで先制した。ただFC大阪は同アディショナルタイム、ロングボールをFW古川大悟がフリックすると、FW増田隼司がかかとで巧みにトラップして突破。ペナルティエリア内から右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。 前半のうちに追いついたFC大阪は後半4分、右CKからゴール前で混戦になったところをMF禹相皓が蹴り込むが、DF水口湧斗も反応してなんとか触れたボールは枠を捉えられなかった。同6分にはMF武井成豪がゴール右を狙ってシュートを打つも、田川の好セーブに阻まれた。なおもFC大阪は同20分、右からのクロスがファーサイドに流れたところにDF舘野俊祐が反応するも、シュートは枠を捉えられない。 押し込まれ続ける富山は終盤、途中出場のMF高橋馨希とFW松本孝平を中心としたボールキープで時計の針を進めていく。FC大阪は割り切った選択をする富山に苦戦。後半45+2分には相手GKが弾ききれなかったボールがDF秋山拓也のもとへ溢れるも、シュートは富山守備陣に阻まれた。最後はGK永井建成がセットプレーで前線に上がるもスコアは動かず、1-1で終了。耐え凌いだ富山が決勝に駒を進めた。