週末のクラシコでも攻撃陣は爆発するか

CLではバイエルンをも撃破したバルセロナ photo/Getty Images

ハンジ・フリックを指揮官に迎えたバルセロナが止まらない。 開幕から白星を重ねていることはもちろん、その破壊力が凄まじい。国内リーグでは10試合で33ゴールを奪っており、22日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節ではバイエルンをも4-1のスコアで一蹴してみせた。 バイエルン時代に続いてフリックとの相性が抜群なFWロベルト・レヴァンドフスキ、フリックの下で覚醒したFWハフィーニャ、攻撃にアクセントを加えるMFペドリ、怪我から戻ってきた新戦力のMFダニ・オルモ、そしてバルセロナ不動の主力となった17歳のFWラミン・ヤマルも忘れてはならない。 楽しみなのは、週末に控えるレアル・マドリードとのクラシコだ。レアルの方もCLではドルトムントを5-2で粉砕するなど調子を上げつつあるが、ここまで印象的なのはフリック・バルサの方だろう。選手も手応えを感じているのか、ヤマルは『CBS Sports』に対して現在のバルセロナが世界最高のチームだとアピールしている。 「バイエルン戦の前から、僕たちには自信があった。僕たちは世界最高のチームだと信じているし、それを証明してきたと思う。全力を尽くして戦うよ。その結果、最高のチームが（クラシコで）勝つことを祈る」 今のバルセロナ攻撃陣を抑えるのは簡単ではない。ドルトムント戦で2失点したように、レアルの守備陣もやや不安定な部分を見せている。 週末のクラシコにバルセロナが勝利した場合、そのままラ・リーガを独走する可能性もゼロではない。それだけの勢いが今のチームにはあり、週末のクラシコは絶対に見逃せないゲームとなる。