6種類以上の薬を飲んでいる高齢者は要注意! 薬の副作用を「認知症」と間違えられ人生急変の危険も…!
まず自分の薬についてよく知ること
高齢になると病気の数が増えるのがふつうで、それにともなって薬の数も増加していきます。多くの人は特に疑問ももたず、医者に言われるままその薬を飲んでいますが、その従順さが自分をヨボヨボにしてしまうポリファーマシーにつながりかねません。 ポリファーマシーの問題を解決するには、患者さんを全身的に診る総合診療医のような医者が必要であったり、医者と薬剤師などの連携が必要だったりするのですが、すぐに実現できるようには思えません。 まずは患者さん側も自衛手段として、自分の飲んでいる薬についてよく知ることが大事です。調剤薬局で薬と一緒にもらう説明書やおくすり手帳に貼られた調剤内容などには、薬の作用や注意点などが書かれています。わからないことがあれば、医者や薬剤師に質問しましょう。 続きは<長期入院の寝たきりの高齢者が点滴や薬を減らしたら、起きて歩き出した!?キケンすぎる高齢者の“薬漬け”>にて公開中。
和田 秀樹(精神科医)