最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング14位。移籍1年目の悲劇…。不完全燃焼だった21歳
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※情報は11月29日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトの表示に準拠する。
14位:岡本一真 生年月日:2003年9月19日(21歳) 所属クラブ:モンテディオ山形 市場価値:50万ユーロ(約8000万円) 今季リーグ戦成績:13試合0ゴール0アシスト 14位にはモンテディオ山形のDF岡本一真がランクインした。その市場価値は50万ユーロ(約8000万円)を記録している。 現在21歳の若きディフェンダーは、横浜F・マリノスのジュニアユース出身。名門・前橋育英高校を経て、2022年にザスパ群馬に加入した。 群馬では、昨季リーグ戦30試合に出場した。4ゴールを記録するなど、レギュラーとして存在感を発揮。シーズン終了後に山形へ移籍する運びとなった。 しかし、岡本にとって山形での新たな船出は厳しいものになる。負傷によって開幕からベンチ外の試合が続き、新天地でのデビューは第15節まで時間がかかってしまった。 それでも、復帰後は右サイドバックで定位置を掴み、コンスタントに出場することに成功する。最終的に今季はリーグ戦13試合、天皇杯1試合に出場した。 負傷離脱でスタートダッシュに失敗してしまったという点で、今季は不完全燃焼感の否めない1年となったのではないだろうか。岡本はまだ21歳と若く、そのポテンシャルを完全には発揮しきれていない。来季こそは万全のコンディションでフルシーズンを駆け抜けてほしい。
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