名古屋・河村市長、3選の小池都知事に「しっかりやってちょう、グッドラック」
名古屋市の河村たかし市長は7日、市役所で定例記者会見に臨んだ。前日に投開票のあった東京都知事選で3選を果たした小池百合子都知事に「しっかりやってちょう。税金の1円でも減らしてみせりゃあ」「グッドラック」と皮肉交じりにエールを送った。 【動画】名古屋・河村たかし市長が定例会見(2024年7月8日)
2位健闘の石丸氏との連携「あり得るでしょう」
河村市長は「小池さんとは日本新党以来の長い縁だもんで、前も応援に行きましたけど」とした上で、昨今の政治情勢から「政治の基本のところがブレとって、(有権者の)選択なんかあらへんがな。しょうがない」と嘆いた。 一方、候補者の乱立やポスタージャックなどの問題については「いろんな人が出てくるのはええんじゃないですか」とし、石丸伸二氏の2位健闘に対しても「(有権者が)現職や既存政党に入れてもどうにもならんと分かっとるもんだで、がんばっとるやつに入れようかと(なった)」と分析。今後、石丸氏と連携する可能性があるのかを問われると「そりゃあいろんなことがあり得るでしょう」と述べた。
東山動植物園にコモドオオトカゲ「どえらけにゃあ嬉しい」
千種区の東山動植物園に、シンガポール動物園からコモドオオトカゲ1頭が来園すると発表。今月18日に到着し、環境に慣れ次第、一般公開される予定だという。 コモドオオトカゲはインドネシア原産の「世界最大のトカゲ」とされ、現在は絶滅危惧種に指定されている。名古屋市は東山動植物園の新たな目玉動物にしようと6年ほど前から導入を検討。河村市長も市長選の公約に名古屋城天守の木造復元などと並ぶ観光施策としてコモドオオトカゲの導入を掲げていた。 河村市長は「どえらけにゃあ嬉しいこと。これで子どもたちが実物を見て生物や自然の進化ってすげえなと、そのプロが名古屋から生まれることを祈っております」と述べた。 今回来園するのは13歳のオスの「タロウ」で、全長は約2.7メートル。シンガポール動物園が次の繁殖に向けてスペースを確保するため、もともと東京の上野動物園が所有していたタロウを上野に戻すことを打診したが、上野にもスペースがなかったため東山への導入が決まったという。現在、来園すれば国内で唯一の飼育展示となる。 (関口威人/nameken)