コブラ「ダークスピード LS」は左が怖いHS45m/s以上のゴルファーにオススメ!【ガチ試打計測・動画あり】
癸生川プロの試打後の印象は「イイ感じで飛んでいますね。感触は同シリーズの他のモデルと比べて、打感がちょっと軟らかく感じるし、球がちょっとくっつく感じがあります」とまずまずの好印象。 ただ、ここで小島プロが気になる指摘をする。 「データを見た印象としては、球がつかまらないですね。コブラが発しているメッセージも『弾道としてはニュートラルからフェード』と謳っています。ただ、今のデータからはメーカーのいう『LS』というほどロースピンではないという印象も受けます。シャフトの軟らかさも、もちろん関係あるとは思いますけど。もうちょっと振ってみましょうか」 次に、このクラブの『つかまり』と『ロースピン』特性に最適なヘッドスピードを探るべく、ヘッドスピードを45m/sに上げて打ってみた。
ロフト角10.5度をHS45m/s前後で試打開始
<トラックマン4のデータ> クラブスピード●45.5m/s ボール初速●67.4m/s 打ち出し角●8.9度 スピン量●3237rpm 降下角●30.0度 キャリー●234.5Y 飛距離●265.0Y 打ち出し方向●0.3度左 スピンアクシス●4.4度右 SIDE●6.9Y右 <GCクワッドのデータ> Hインパクト●7ミリトウ Vインパクト●7ミリ低
癸生川プロの試打後の感想は、「このくらいのスピード帯で振らないとつかまらないという感じがありますね。これより遅いと、ちょっと右にフェードして行くかなという感じがあります」というもので、球がつかまえられるヘッドスピード帯は45m/s前後からと感じたようだ。 小島プロは、『ロースピン』性能に関してコメントをした。 「スピン量が3237rpmのデータを見たときに、HS42m/sのときと同様にロースピンというほどロースピンなのかな? という印象はあります。ただ、今のは打点が7ミリ下に当たっているのでそのぶん、スピンが増えるっていうのもあるし、あとアタックアングル(入射角)が2.4度でちょっと上から入っているので、これもスピンが多くなる。それに加えてロフトが10.5度であることなどを考えれば、スピン量としては抑えられているのかなと思います」 次に、ロフト9.5度で試打をして、『つかまり』と『ロースピン』性能に関して検証した。
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