パリ五輪開幕“初めてづくし”の開会式 桝キャスターが見た舞台裏 「感動」の瞬間は…【バンキシャ!】
26日、いよいよ始まったパリ五輪の開会式は、“気球の聖火”や船に乗って選手が入場するなど“史上初”づくしでした。その舞台裏では、チケットは無いけれど感動の瞬間を一目見ようと、パリの街を奔走していた人たちも…。桝太一キャスターが現地を取材しました。【バンキシャ!】 *** 開会式から一夜。27日フランス・パリ。 桝太一キャスター 「あ、これですね!気球のような聖火台。下の方にはオレンジ色の光が見えていまして」 気球の形をしたこのオブジェ。開会式でクライマックスを飾った「聖火が浮く」という演出に見ている人々は目を奪われた。 バンキシャ!が近づいてみると… バンキシャ! 「い~や大きい」 直径22メートル。間近で見るとかなりの迫力だ。すると、あることに気づいた。 桝キャスター 「網で固定しているんですかね、網のようなものに入っています。周りが見えなくなるほど白い煙ですかね。湯気?」 実はこの聖火、本物の炎ではなく噴射したミストにLEDの光を当て、炎を表現したものなのだ。環境に配慮し、オリンピック史上初めて、燃料を使わない炎を採用した。 桝キャスター 「いま、聖火が日没とともにパリの夜空へ上がっていきます」 大会期間中、日没から午前2時まで、浮くという。 26日、パリ五輪開会式にて、レディー・ガガさん 「こんばんは!パリへようこそ」 “史上初めて”は他にも… 夏のオリンピックでは初めて開会式をスタジアムではなく外で実施。選手たちが船に乗って、入場するのも史上初めてだ。 桝キャスター 「この距離感は、これまでのスタジアムの開会式では見たことないくらい近いですね」 そんな初めてづくしの開会式―― バンキシャ!が出会ったのは、「チケットは無いけど、どうしても見たい」という人たち
警察官 「二次元コードがないと通れません」 日本人学生(22) 「無料ってかいてあるよね」 桝キャスター 「このあたりは会場の外なんですけども、奥にちょうどディスプレイがあるということで、みなさん3時間前から人が集まり始めています」 見つけたのは、建物によじ登っている人たち。