パリ五輪開幕“初めてづくし”の開会式 桝キャスターが見た舞台裏 「感動」の瞬間は…【バンキシャ!】
女性 「ここからオリンピックの全容を見たいから」 他にも… バンキシャ! 「I NEED 1 ticketと書いてあります」 アメリカからきたという33歳のこちらの観光客。オリンピックで一番好きだという開会式のチケットをどうしても入手したいという。
アメリカ人観光客 「1000ドル以上は困っちゃいます。400ドル(約6万円)までなら払えます」 探し回ること1時間。なかなかチケットは手に入らない。すると看板の文字を太くして目立つようにする工夫も。果たして見つかるのか… それと同じ頃。チケットを持たないパリ在住の日本人留学生は… 日本人留学生 「開会式が生で見られなくてもいいんですけど、もう少しスクリーンに近づきたい」 桝キャスター 「チケット買わなかった?」 日本人留学生 「高い」 「高すぎて」 パブリックビューイングで開会式を楽しもうとこの場に来たという。 日本人留学生 「しまってる」 「しまってるな」 ようやく見つけた次のポイントでは… 警察官 「二次元コードがないと通れません」 このエリアに入るには事前に申請をして得た二次元コードが必要らしい。 日本人留学生 「無料ってかいてあるよね」 「ここ無料。かいてある」 ネットで調べても二次元コードが必要かはわからなかったという。開会式まであと2時間、間に合うのか…。 *** 開会式が1時間半後に迫った頃。チケットを探していたあのアメリカ人観光客に2人の学生が声をかけた。 アメリカ人観光客 「開会式のチケット誰か持ってない?」 女性 「あるよ」
どうやらチケットが1枚余っているらしい。しかも、それをプレゼントしてくれるというのだ。 「信じられないくらい、いまハッピーだ」 そして、開会式。 あの2人の日本人留学生は、というと…誰でも入れるパブリックビューイング会場を見つけ、開会式を満喫していた。 日本人留学生 「感動しました」 「最後の気球もびっくりしました。あんな演出だと思いませんでした」
日本人留学生 「ここにいたのが何倍も、みんなで盛り上がったから何倍も」 [楽しかった」 *7月28日放送『真相報道バンキシャ!』より