ロッテ・吉井監督「まだまだすごいピッチャーになると思います」佐々木朗希のメジャー挑戦に期待
ロッテ・吉井理人監督(59)が12日、ZOZOマリンでの秋季練習を打ち上げて取材に応じた。ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦が決まった佐々木朗希投手(23)について「個人のやりたいことはいろいろあるし、ルールの中でのこと。自分がいったのは32歳だったかな。アメリカに行ってものすごく楽しかった。行けるもんならできるだけ早く行きたいなという思いが自分の中にあった。若ければ若いほどアメリカに渡った時の対応は、おっさんになってある一定のレベルで行くのと、これから伸びていくっていうレベルで行くのでは苦労は全然違うのかもしれない。それも含めて彼は楽しんでやってくれるんじゃないかなと思います。でも、厳しいと思いますよ」と期待した。 佐々木のことを投手コーチだった入団時から見ており、この5年間の成長は「まだまだすごいピッチャーになると思いますけど、成長の度合いでいえば順調にきている」と説明。メジャーでは今まで経験のない中4日や中5日での登板も必要になってくるが「慣れればできると思います。ただ、そこの準備ができているかと言えば正直、マリーンズにいるときにさせていないのでわからないです。ただ、自分の経験でいうと、慣れればできます。それに今メジャーは中4よりも中5、6の方が多くなっているので彼は対応できる」と後押しした。 チームとしては大きな戦力が抜けることになった。今季10勝5敗だった佐々木の抜けた穴については「朗希は今年120イニングぐらい投げたのかな。それで10勝して、貯金5を作ってくれたんですね。結構大きい穴だとは思う。1人で埋めるのはなかなか難しいと思うので、みんなの力で埋めていきたい」と話した。