1000万株の花や樹木で会場彩る 「国際園芸博」のイメージ公表、令和9年に横浜で開催
令和9年に横浜市内で開催される国際園芸博覧会について、国際園芸博覧会協会が、会場全体や5つの「Village」のイメージなどを公開した。 テーマごとに様々な企業のビジョンや技術を見ることなどができるエリアの「Village」では、子供たちの好奇心を刺激して地球環境や自然について学べる区域や、持続可能な食や農業によってもたらされる幸福な生き方について触れられる区域などを設置した。 また、アートイベントのプロデュースなどをする杉山央さんが展示ディレクターを務めるテーマ館では、地球環境の一部として、人がいかに生きていくかを来場者とともに考える施設にしていくという。約半年間に及ぶ開催期間中には、計1000万株の花や樹木で会場が彩られるといい、季節に合わせて植え替えなどが行われる。 同協会では先月、参画する出展者の第1次内定として、「Village出展」に8団体などを発表。今月12日には出展内定者向けの説明会も行われ、同協会の小池政則事務次長は「博覧会のテーマである『幸せを創る明日の風景』を、皆様と一緒に作り上げていきたい」と話した。