高山の「荘川新そば」が10月12日に解禁 そば作りに適した寒暖差激しい地域の旬もの
古い町並みがそのまま残され、海外からの観光客にも人気の岐阜県高山市。ここで旬にしか味わえない「荘川そば」が10月12日に解禁される。荘川町内のそば店4店舗で食べることができる。旅の予定があるなら食べ比べも楽しそうだ。 荘川地域は高山市の西側にあり、庄川の源流として白山に連なる山々や美しい農山村景観を有する地域で、全域が白山ユネスコエコパークに認定されている。寒暖差が激しくそばの栽培に適した地域で、栽培されるそばは大粒で粒ぞろいが良いのが特徴だ。標高2700メートルの霊峰白山から湧き出る水はミネラルが豊富に含まれ、その影響か荘川そばにはカリウムが多く含まれているという。甘みがありコシが強く香りが良いことから、ファンも多く、独自性と信頼性の高い地場産品を認証する高山市の制度「メイド・バイ飛騨高山」の認証も受けている。 味わえる店は、「里山茶屋むろや」(岐阜県高山市荘川町三尾河258)、「桜香の湯そば処・レストランおうか」(岐阜県高山市荘川町猿丸82-1)、「そばの里荘川心打亭」(岐阜県高山市荘川町中畑61)、「手打ちそば処蕎麦正」(岐阜県高山市荘川町牧戸160-1)。