【NFL】保護ブーツ着用を認めるカウボーイズQBプレスコット、「本当にまったく問題ない」
1週間前、ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットは保護ブーツを履いていたところを目撃され、世間を騒がせた。その直後の報道では、これは予防的な措置に過ぎないと軽く取り扱われている。
現地9日(火)、テキサスで恒例のフットボールキャンプを主催したプレスコットは、保護ブーツを履いていたのは、単に、以前に手術を受けた足が少し痛んでいたためだと強調した。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョン・マチョタによると、プレスコットは「正直に言って、俺も年を取った。4年前に骨折して、ひどい手術をしたのと同じ足首なんだ」と話し、こう続けたという。
「ハードなトレーニングを何日かやって、少し痛みが出てきたんだけど、釣り旅行があったから、悪化しないように保護したかっただけ。本当に、まったく問題ない。なんでもないことを、無理に問題にしようとしてるんだろ。俺も年を取った。自分の体を大事にしなきゃならない。賢くならなきゃならない。ブーツを履くことで予防したり、軽減できたりするなら、そうするつもりだ。だから、こんな騒ぎを引き起こしてしまって申し訳ない」
年齢を重ねると、誰しも予期しない痛みや不調に悩まされることがある。少し痛みが出たときに、すぐに履けるような保護ブーツを持っている人ばかりではないだけだ。プレスコットが釣り旅行に出かけようとしていたことを考えれば、水上での衝撃から足を守るために追加装備をするのは、悪い考えではないだろう。
この予防措置は、今月末に31歳になるプレスコットが自身の体のもろさを認識していることを強調しており、特に体に負担のかかるスポーツをプレーしているともなれば、誰もが認識すべきだろう。たとえソーシャルメディア上のでたらめな写真がファンに一瞬の動揺を引き起こすとしても、トム・ブレイディが長年実践してきたように、キャリアを延ばすために役立つことは何でも検討し、利用すべきだ。