電撃結婚でも話題。テレ東・田中瞳アナに直撃!!赤裸々すぎて「出しちゃって大丈夫?」
テレビ東京の人気アナ・田中 瞳さんに独占インタビュー!
先日『モヤモヤさまぁ~ず2』内で、結婚したことを公表した、テレビ東京の看板アナ・田中 瞳さん。そんな幸せいっぱいな彼女のフォト&エッセイ『瞳のまにまに』が、11月20日に発売! 【写真8枚】黒のモードな衣装に身を包んだカットでは、 自分でもドキっとしてしまう仕上がりに。田中 瞳さんのフォトブックの中身をもっとチェックする♡ 意外と知られていない!?田中さんの素顔や、大好きな「〇〇」についてありのままに綴られていたり、いつもの雰囲気と違うヘア&メイクでの撮り下ろしカットもあったり…。番組で一緒のさまぁ~ずさんとの対談も収録されている、読み応えのある一冊!そんな初の書籍の見どころや制作の裏話などを聞いちゃいました。
今の自分が思うままに、“ありのまま”の自分をさらけ出した一冊に
––今回の書籍で初めてエッセイを書かれたとのことですが、オファーを受けたときの感想を教えてください。 「漠然と、いつかおばあちゃんになったら本を出したいと思っていたのですが、まさか20代でこんなお話をいただけるなんて。アナウンサーとしても社会人としてもまだまだ未熟で、世間に出していいことがあるのだろうかと思いましたが、やっぱり一生に一度!と思って受けさせていただきました。普段、全く自分のことや思いを“書く”ということをしていなくて、日記も続いたことがない。アナウンサーという職業的にも自分の気持ちを表明する場というものがないんです。そもそも仲のいい友人に対しても、聞かれないとあまり自分のことを話さないタイプ。なので、本当に初めて自分と向き合って、ありのままを書きました。私自身、自分の気持ちや思っていることを知ったのも、これが初めてかもしれません」
––タイトルの由来は? 「タイトルを決めるとなったときに、“まにまに”というワードを入れたいなと思ったんです。百人一首などにも使われている言葉で、“~の思うままに”という意味なんですけど、田中 瞳がどんな人間で、どういうことを考えているか、ということが伝わる内容にしたかったので、響きも好きだけど“嘘なくそのままに”書きたい、という思いと合致しているなと思って。それで話し合った結果『瞳のまにまに』になりました!」 ––エッセイということで、絶対に書きたい内容などはありましたか? 「大好きな猫についてです(笑)!社会人になってすぐに出会った、とある猫がいて。私が飼っているわけじゃないんですけど、すぐ近くにいつもいるので、なんだかずっと一緒に生きてるみたいな感覚なんです。そのことについて書きたいと思っていました。ぜひ読んでみてください」 ––いちばん赤裸々に書いていて、読まれるのが恥ずかしいページはありますか? 「改まって見ると、全ページ出しちゃって大丈夫か!?とも思うのですが(笑)、中でも日頃思っているSNSとの向き合い方、みたいなことについて書いた章は、迷いながらも書かせていただきました。言葉を扱う仕事なので、いろんなことを考えながらSNSをやっていて。書いては消して悩んだり投稿するのをやめたりもしながら、少しでも何かプラスになればと思って更新しているんですけど、それに対して心ない、グサッとくるようなコメントもたくさん来るんですよね。とっても残念な気持ちになって、傷つくというより悲しいなと…。それをそのまま書いてしまいました。でも“私”を違ったかたちで解釈している人がたくさんいるんだなと気づいたのはSNSがきっかけで、そうじゃないんです!ということを、この本で言わせてもらったので、いろいろ書いておりますが許してください(笑)! ちなみに、個人的に好きなページは、先輩である狩野恵里さんとの対談。そこにある狩野さんが話してくださったことは、おそらく誰から見てもちょっとびっくりする内容なんじゃないかな(笑)。でも“本当の私”をすごくよくわかってくださっているなと感じられた対談で、お気に入りのページです」 ––撮り下ろしカットも書籍にたくさん収録されていますが、印象的だった撮影は? 「写真を撮られることに全然慣れていないので、すごくおどおどしちゃいました(笑)。普段テレビではセルフメイクなので、メイクをしていただくだけでも新鮮なのですが、ブラックドレスを着たときに人生でつけたことがない色のリップを塗っていただいて。鏡を見たときに、すごくドキッとしてしまいました…!深い紅色のリップをオーバーめに塗っていただいたのですが、あまりにも見慣れない自分の姿に、私これで出て大丈夫かな…とも思ってしまったんです。でも撮った写真を見たら、意外といいかも♡と(笑)。さすがプロの技だなと思い、撮影ではいろんな方のいろんな技を見た感じがしました。ちなみにこのブラックドレスの写真、めちゃくちゃさまぁ~ずさんにいじられます(笑)。今日はルージュ塗ってないの?と(笑)」 ––さまぁ~ずさんが帯コメントを書いてくださったということで、本については直接お話しましたか? 「読んでいただいた後、『モヤさま』のロケで会う前に、三村さんがすぐに連絡をくださったんです。三村さんは本がとても好きなのですが、『これ、泣いちゃったよ』と言ってくださって。『ライブの合間に1回ちらっと見たら、これは出番の合間にさらっと読むようなもんじゃないなと思って、持って帰ってちゃんと読んだんだよね』と言っていただけてうれしかったですね。さまぁ~ずさんにも、『聞かないと自分のことを何にもしゃべらない』とよく言われるので、こんなに色々語っているのを見られるのは恥ずかしいですが、そう言っていただけてホッとしました」 ––最後に、CanCam読者へひと言お願いします! 「“みんなそのままでいればいいのに”ということを伝えたい一冊です。ずっと明るくポジティブにいられるわけではないし、悩みがあることは悪いことじゃない。よくアナウンサーだから緊張のほぐし方を聞かれるんですけど、緊張もしたっていい。私はいつもめちゃくちゃ緊張しながらテレビに出ていますし、そういう自分の弱いところを自分で認めてあげたいと思うんです。無理“しない”というのは難しいと思うので、無理“しすぎない”でくださいというメッセージが込められている本なので、読んでちょっと楽な気持ちになってもらえたら、うれしいです」 PROFILE 田中 瞳/1996年9月16日生まれ。東京都出身。2019年に成城大学を卒業後、テレビ東京入社。現在の担当番組は、『WBS』(月・火・金曜)、『モヤモヤさまぁ~ず2』など、報道からバラエティ番組まで幅広く活躍中。11月9日に放送された『モヤモヤさまぁ~ず2』の番組内で結婚をサプライズ発表したことでも話題に。 構成/田中絵理子