新型コロナで小池都知事が緊急会見(全文3完)悪くなるときはものすごく速い
東京都の小池百合子都知事は25日午後8時から、都庁で緊急記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「新型コロナで小池知事が緊急会見「週末は不要不急の外出控えて」(2020年3月25日)」に対応しております。 【動画】新型コロナで小池知事が緊急会見「週末は不要不急の外出控えて」 ◇ ◇
新型コロナウイルスの怖さは?
フジテレビ:あとごめんなさい、最後に大曲先生、1つだけお願いしたいんですが、実際、海外では自らが治療を受けてる動画を自撮りで撮ったりして、いかに若い人でもかかってしまう、ですとか、そういったところを映像で伝えていく人とかも出てるんですけれど、実際にご覧になってる医師として、コロナの、あらためて怖さっていいますか、こういうところがコロナがこれまでと、新型コロナウイルスはこう違うんだっていうところがありましたら、具体的にお願いします。 大曲:ありがとうございます。まず、ああいう映像を使って自分のありようを示してくださる方に、僕、ものすごく尊敬してます。あれによって伝わるメッセージっていうのは非常に強い。日本でもああいう方々がもし、ひょっとしたら出てこられるかもしれません。それはすごく、お願いをしたいというと良くないんですけども、コロナという病気がどういうものかを伝える上で非常に重要だと思います。 この病気の怖さというのは、本当に、これはWHOが出してる数字でも出てきますけども、8割の人は本当に軽いんです。歩けて、動けて、仕事にもおそらく行けてしまうし、軽いんですよね。ただ、残りの2割の方は確実に入院は必要で、全体の5%の方は集中治療室に入らないと助けられない。しかも僕は現場で患者さんを診ていてよく分かりますけど、悪くなるときのスピードがものすごい速い。 本当に1日以内で、数時間で、それまで話せていたのに、どんどん酸素が足りなくなって、酸素を上げても駄目になって、人工呼吸器をもう付けないとこれは助けられないという状況に数時間でなる。それでも間に合わなくて、人工心肺も付けないと間に合わないということが、目の前で一気に起こるわけですよね。ものすごい怖いです。ですので、やっぱりかかった方の中には、特にやっぱり持病があったりする方の中では、そういうことが起こるんですよね。だからやっぱりかかっちゃいけないと思います。僕はすごく強く感じます、というのが僕の正直なとこです。