超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング17位。やはり屈指の人気クラブ! 5万人超えも連発!
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
17位:FC東京 本拠地: 味の素スタジアム(47,851人収容) その他ホーム開催地:国立競技場(67,750人収容) 平均入場者数:33,225人 平均収容率:62.5% 今季のFC東京は味の素スタジアムと国立競技場の両方で多くの観客を集め、62.5%のスタジアム収容率を記録した。 昨季の平均入場者数が29,410人だったFC東京だが、今季は同32,189人と大幅にアップした。特に大きかったのは、やはり国立競技場で行われた4試合のホームゲームだ。 今季J1全試合で最多となる57,885人の観客を動員した第23節のアルビレックス新潟戦を筆頭に、第7節の鹿島アントラーズ戦、第30節の名古屋グランパス戦で50,000人以上の観客数を記録した。新潟戦では85.4%の収容率を記録し、国立開催で唯一50,000人以下となった第6節の浦和レッズ戦でも72.3%の収容率をマークしている。 味の素スタジアムで最多収容率を記録した試合は、やはり第27節の東京ヴェルディ戦だ。この今シーズン2回目の東京ダービーでは39,921人が味の素スタジアムに詰めかけ、収容率83.4%の高水準を叩き出した。 67,000人以上収容可能な国立競技場、そして47,000人以上収容可能な味の素スタジアムの両方で安定した集客を見せたFC東京は、やはり首都クラブということもあって、Jリーグ屈指の人気クラブと言えるだろう。収容率が50%未満にとどまったのがわずか4試合(第13節柏レイソル戦、第20節北海道コンサドーレ札幌戦、第21節アビスパ福岡戦、第33節サガン鳥栖戦)であることも、それを証明している。 しかし、味スタ開催の試合の勝率は要改善だ。国立開催4試合で全勝なのに対し、味スタでは3勝6分6敗と大きく負け越している。この苦手意識をなくすことが、集客増の1番の近道となるはずだ。
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