7月21日(日)も西日本・東日本で熱帯夜や猛暑が続くでしょう。関東～沖縄まで広い範囲に熱中症警戒アラートが出ています。エアコンを適切に使い、室内の熱中症にも気をつけましょう。 　また、引き続き大気の状態は不安定で、午後は発雷確率が高くなっています。天気急変にも注意してください。

21（日）の全国天気・気温

　7月21日(日)も全国的に気温は高く、真夏の平年を超える蒸し暑さでしょう。東日本・西日本は最低気温も25℃を下回らず熱帯夜が続き、日中は35℃以上の猛暑日になる所があるでしょう。一部、体温を超えるような危険な暑さになりそうです。関東から沖縄の広い範囲に熱中症警戒アラートが発表されています。涼しい環境以外では運動を中止し、暑さから身を守りましょう。

21日(日)昼過ぎの天気分布

　21日(日)も本州は広く高気圧に覆われ、平年以上の暑い空気が流れ込むでしょう。梅雨前線が近づく北日本は午後、西から雨が降りそうです。晴れる東日本西日本も、雲が多く変わりやすい天気でしょう。

21日(日)夕方の発雷確率

　21日(日)午後は発雷確率（雷雲が発達する確率）が高いです。地上の蒸し暑い空気をエネルギーに積乱雲が発達しやすくなる見込みです。晴れていても、急な土砂降りの雨や落雷・突風などに気をつけてください。

20日(土)15時の台風進路図

　また、7月20日(土)午後3時、フィリピンの東海上で大型の台風3号が発生しました。今後、発達しながら北上し、来週半ばは強い勢力で先島諸島へ接近する予想です。本州も台風からの湿った風で雨風強まる可能性があります。今後の最新の予報を確認するようにしてください。（気象予報士・佐藤可奈子）