東京モーターショーに期待するのは? 「未来の乗り物」に男女の価値観の差
「東京モーターショー」開催を前にヤマハ発動機は26日、「未来の乗り物」に関するアンケート調査の結果を発表しました。同じ未来を想像しても、男女の価値観の差はそれなりに大きいようです。
期待するのは「未来感」? それとも「環境性能」?
このアンケートは、同社がフロント2輪のバイク「TRICITY(トリシティ)のファンサイト、20~50代男女624人を対象に実施しました。 「東京モーターショーで期待することは?」と聞いたところ、男性の場合は「新しいテクノロジーを持つ乗り物」が38.5%で最も多く、次いで「未来的なデザインの乗り物」が35.3%となりました。まだ世の中で発表されていない機能やフォルムにも特徴をもつ、「未来の乗り物」を求めると回答した人が約40%を占めました。 一方で女性は「環境性能の高い乗り物」が41.3%でほかの回答と比べて圧倒的に多く、同様の回答をした男性と13.7%の差がみられました。女性で「新しいテクノロジーを持つ乗り物」、「未来的デザインの乗り物」を求めると回答した人はそれぞれ23.1%と24.4%にとどまり、男女における志向性の違いが明らかになりました。
乗り物に対して「未来」を感じる要素は?
「未来的な乗り物に乗ってみたい、運転してみたいと思ったことはありますか?」という質問には、全体の64.6%が実際に「乗ってみたい」、「運転してみたい」と回答。さらに「未来的な乗り物の要素について」聞いてみたところ、「自動運転」が約20%、「環境配慮」が約16%、「浮く・飛ぶこと」の約13%続きました。 これは男女それぞれにおいて同様に上位3要素であることが判明しましたが、男性は「自動運転」、「浮く・飛ぶこと」、「環境配慮」の順だったのに対し、女性は「環境配慮」、「自動運転」、「浮く・飛ぶこと」の順となり、男女差が出ました。