小池都知事が定例会見2月2日(全文1)東京対地方の構図をあおっている
大学の定員抑制について、大臣にいつ頃要請に行くのか
TOKYO MX:知事、ありがとうございました。今月、幹事社のTOKYO MXの【シライ 00:15:50】です。まず先ほどの動画なんですけども、最後のナレーションが知事の声のように聞こえたんですけども、知事の声ではない。 小池:ギャラ代を縮減するために、私の声でございます。 TOKYO MX:その意図っていうのは何かあるんでしょうか。 小池:思いを直接伝えたかったということもあります。 TOKYO MX:ありがとうございます。あと冒頭のご発言のほうでありました、大学の定員抑制についてなんですけども、7月の全国知事会議でも知事がご発言ありましたし、また、きのうの区長との意見交換会でも話が出ていたかと思います。このタイミングでの緊急声明というのは来週にも閣議決定というタイミングで出したという認識でよろしいのかどうかということと、あと、来週大臣などに、また要請にいくとか、そういったスケジュールがあるかどうかを教えてください。 小池:もうすでに着々と閣議決定の準備がされるタイミングだと聞いております。これまでも事あるごとにこの点については、問題がごちゃ混ぜになっていやしませんかということなど、教育の問題とそれから東京と地方創生と、これとが混在しているわけで、これでまた10年間というような期限を、途中から切るようになったんですかね。そうやって教育という百年の計が10年ごととかのでいいのかどうかということも問題だし、そもそもそのことが正しいとは思っていません。それを閣議決定までしていくっていうことについてはやはりこの機を捉えて主張をするべきではないかということでこのタイミングとなりました。 これからも引き続き、この件については賛成というか、私がこの件を申し上げて、多くの方もこの点は違うんじゃないのというご意見の方が多いです。議員の中にも結構多いです。ですから、ぜひこの点についてはこれからも発信を続けていきたいと思いますし、何よりも日本国内で、少子化が進んでいる日本国内で学生になる、子供たちのパイの取り合いをするよりは、世界という大きなパイを目掛けて、そしてそこで質を高めていくっていうことが一番求められることなのではないかと、こういうふうに主張をしていきたいと思っています。