フェルスタッペンが4連覇を達成!ラスベガスGP決勝はラッセルがポールトゥフィニッシュ&メルセデス1-2…角田裕毅はペレスの猛追しのぎ9位入賞|F1
フェルスタッペンは11周目のターン14でサインツのインを突き、P2に浮上している。12周目に入るタイミングでガスリー、角田はピットへと入った。ここでVCARBピットクルーは大仕事をやってのけ、アルピーヌよりも1秒速いストップで角田を送り出した。これで角田はピットアウト時ガスリーの前へ出ることに成功する。 P2のフェルスタッペンも12周目にピットへと入り、ハードにつないだ。 15周目の途中、ガスリーは「NO POWER!」と無線で報告し、エンジンから煙が出る。そのままピットに入り、レースを終えることになってしまった。 角田は16周目のターン14で第1スティント中のケビン・マグヌッセンを抜き、8番手の位置を取り戻した。ペレスがまだピットインしていないため、ハミルトンに先行されたが事実上の7番手となっている。 ハードスタートのペレスは18/50周目、ミディアムに変更。多くのチームが2度ピットイン必須の展開に。 トップはラッセルが快走し、20/50周目時点で2番手は9.5秒後方にフェルスタッペン。そこから2秒後ろに3番手サインツ、そこから3秒差で4番手ルクレールという並びに。 5番手のハミルトンはペースが速く、ルクレールのすぐ後方まで迫った。その2秒後ろに6番手ノリス、そこから8.5秒開き、7番手角田となっている。その1.5秒後ろからP8ピアストリが迫るも、角田はクリーンエアでコントロールしながら走行を続ける状況に。 アロンソは25/50周目に2度目のピットインを行い、ピアストリも26周目にタイヤ交換を行った。28周目にはフェルスタッペンとハミルトンも第3スティントに移行している。
角田は30/50周目にピットインを行い、ミディアム、ハード、ハードとつないで第3スティントに入った。あとは最後まで走り切る流れとなる。 35周目の途中、角田が第1スティント中のリアム・ローソンの後方に迫り、両者の前後関係をVCARBはスイッチさせ角田が前に。ここからポイント争いをしているヒュルケンベルグの前でローソンがブロックする展開となった。 だが残り15周の36周目、ヒュルケンベルグはローソンとオコンを立て続けに抜き、これでP8角田とP9ヒュルケンベルグは第3スティント同士で1.5秒差、あとはファイナルラップまで直接対決で競うこととなっている。 残り10周の41周目に入ると、角田は後ろから迫るヒュルケンベルグと接近戦を展開し、さらにその後ろにいるアロンソまでトレイン状態で戦うことに。