【平野紫耀、新アンバサダー就任“ルイ・ヴィトン”】18世紀の装飾技法も…職人技を詰め込んだ限定モデル
“ルイ·ヴィトン”の新アンバサダーに、Number_i平野紫耀さんが就任。 これについて、平野さんは「昔から大好きなルイ·ヴィトンと、今後さらに多くのプロジェクトを体験できることにわくわくしています。多くの歴史があるメゾンの魅力を僕なりに伝えていければと思います。皆さんも僕と一緒に、ルイ·ヴィトンの世界を旅しましょう」と語っている。 【画像】新アンバサダーに就任した、Number_i平野紫耀さんを見る 今後も同ブランドのさまざまなアイテムの素晴らしさや魅力を伝えてくれるのではと期待が寄せられている。
また、そんな同ブランドから、ウォッチコレクション“エスカル”新作限定モデルが発売となった。世界限定50本のみの登場となるので、ぜひ紹介したい。 同モデルの文字盤にはギョーシェ装飾のほか、シャンルベやフランケの二つの伝統技法を用いたグラン・フーエナメルを施されている。純金製の中央のディスクはエッジに沿って彫り込みながらごくわずかに盛り上がった縁が作られており、これがエナメルを中央に閉じ込めるバリアとして機能する。 この凹んだセンター部分を手動のローズエンジンでエングレービングし、魅惑的な放射状のギョーシェ彫りを施し、さらにエナメル加工が施されているのだ。 しばしばフランケエナメルとして知られるこの手法は、19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパで特に流行したもので、この工程によって、半透明のエナメルから美しいギョーシェ彫りが透けて見える文字盤が完成する。 エナメルの文字盤の12時、3時、6時、9時の各位置は、リベットで固定されている。 エナメルにリベットを留める穴を開けるのは非常に難しく、ルイ・ヴィトンでは、精密なレーザーを使ってエナメルダイアルを焼き、ひとつのインデックスにつき3個、合計12個の穴を開けるという方法を考案した。この技術革新により、ユニークなリベットを備えたエナメル文字盤が出来上がったのだ。 また、インデックスは18Kホワイトゴールドで作られ、同じく18Kホワイトゴールド製のニードルシェイプの時分針と調和するデザインに仕立てられた。 秒針には軽量なチタンが使用されており、連続的な動きへの配慮が見られる。 ケースの素材にはプラチナを採用。シースルーバックの裏ブタからは、ジュネーヴのクロノメーター検定機関により、日差-4秒から+6秒の計時精度を認定されオリジナルのムーヴメント“LFT023(ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンが、ル・セルクル・デ・オルロジェと協力して開発)”の動きを鑑賞できる。 控えめながらも優雅なローズゴールド製プレートが配置されており、限定性を示すナンバーも刻印されている。販売価格は、1072万5000円となる
文◎Watch LIFE NEWS編集部