スリクソンのカッコいい新アイアンはどれを買うべき!? 「ZXi5」「ZXi4」「ZXi7」の3機種打ち比べで分かったこと
スイングタイプもレベルも関係なし! 多くの機能を実現した「ZXi5」
男女プロはもちろんアマチュアにも人気のダンロップ・スリクソンアイアンシリーズですが、11月9日にニューモデル「ZXi」シリーズが発売されました。 【ビシッと伸びた左腕!】これがカッコいいフォローが決まる片手打ち練習のやり方です
「ZXi4」「ZXi5」「ZXi7」の3モデルで、ヘッドサイズや構造が異なります。ぞれぞれの違いや特長、そしてターゲットゴルファーを1モデルずつ試打インプレッションしてみましょう。 まずは、女子プロから絶大な信頼を得ている「ZX5 MkII」の後継機種「ZXi5」アイアンから。打感に優れたS20C軟鉄鍛造ボディーと肉薄フェース(クロムバナジウム鋼)が合体したヘッドで、ロフト31度(#7)は今どきのスタンダードロフトモデルです。 スリクソンアイアンの特徴である「ツアーV.T.ソール」も健在で、操作性と抜けのよさを向上。前作同様に安心感を与える美しいヘッドシルエットは、構えたときからナイスショットが出そうな予感がします。 1球打っただけで実感できるほど、高い打ち出し角のナイスショットが簡単に打てます。しかもヘッドの入射角やスイングタイプは問わないので、より幅広い人に好結果をもたらすでしょう。
また多少のミスヒットやダフリ&トップでもお構いなしと思えるほどに優れた寛容性は前作を上回っています。前モデルが人気だっただけに、見た目や操作性を大きく変えてはニーズに反しますが、初速性能や寛容性がブラッシュアップされたことで対象ゴルファーを広げているように感じました。 「ZXi5」アイアンは、これからゴルフを始めるビギナーが使っても十分打ちこなせますし、小ぶりなヘッドのアイアンユーザーが使用しても、高さと飛距離の恩恵をスムーズに受けられるはずです。まさしく「名器候補」といえるアイアンです。
中空嫌いも使いたくなる飛び系の「ZXi4」
「ZX4 MkII」の後継機種「ZXi4」アイアンは、今回も中空構造ヘッドになっています。従来の圧延材フェースと、今回新たに採用した新素材ソフトステンレスのボディーを採用。どんな打感になっているのか、興味津々で試打しました。 ロフト28.5度(#7)のストロングロフトでもまったく関係ないほどの高弾道が打てるだけでなく、前作とは大きく異なる中音域の打球音と心地いい打球感がありました。「ZXi」アイアンの中で一番の進化しているといえるかもしれません。