忙しい親にピッタリ! 英語を楽しみながら書く習慣が身につく、2つのコツとは
子どもが「英語を書くこと」に取り組む際、親も自分に合った英語を楽しめるといいですよね。日記や手帳で自分のことをつづってみませんか? 英語教材プロデューサーの有子山博美さん、シンガー・ソングライターのmahoさんに、親自身が英語を楽しみながら書くためのコツを聞きました。子育て・教育情報誌「AERA with Kids」(朝日新聞出版)からお届けします。 【写真】英語力を生かしてモデル・タレントとして活躍している2児の母はこの人 ■生きた単語が身につく 手帳&日記 自分の予定や生活を英語で書き込む英語手帳は、忙しいママにぴったり。忘れかけていた単語がよみがえるだけでなく、使える言葉がどんどん広がります。初めて英語で手帳をつけるなら、予定の英語化から。meeting、もしくはmeeting at 10 amと時間を入れてもいいですね。冒頭に語彙リストがあるので、手にしたその日から「英語で手帳」の経験値が上がっていきます。 もうちょっと頑張りたい方は、英語日記がいいかもしれません。少しハードルが高いと思われるかもしれませんが、文例がある日記フォームなら気軽に楽しめます。例えば、ママたちがよく使う単語にme time(自分だけの時間)があります。これ、my time ではないんですね。このように簡単だけど、学校では習わなかった自分にまつわる語彙を覚えるのも楽しいですね。 自分のことを「書く」ことは、「話す」ことへの近道。ライティングなら、じっくり考える分、英語の正確性も身につくし、書くことで自信もつく。ぜひ自分の好きな方法で英語を楽しんでもらえればと思います。 私は今、アウトプットの場を積極的に設けています。Instagramでは、読者のみなさんと英語でやり取りをしています。ママが英語を楽しんでいたら、お子さんはきっと、「ママってカッコいい!」と思ってくれるはずです。 ○有子山博美/英語教材プロデューサー、英語本著者。SNSや書籍などを通じて英語学習情報を発信する「国産バイリンガル」として活躍中。TOEIC990点(満点)。