「訪日客料金」導入広がる可能性、姫路城が検討 観光公害対策に期待も増える日本人客負担
例えば、今後の宿泊税の導入は札幌市も検討しており、両自治体が宿泊税を導入した場合、道と市から二重に宿泊税が徴収されることになる。加えて、同市は入湯税も導入しており、宿泊施設によっては〝三重〟に税が上乗せされることになる。
混雑が問題になっている富士山では、7月から山梨県側(吉田ルート)の登山者1人当たり2000円の通行料が徴収されるなど、税以外の料金徴収の動きもある。訪日客増に伴い宿泊料金の値上げも相次ぐ中、国内旅行にかかる費用は増額傾向が強まる。