皐月賞馬ジャスティンミラノが右前浅屈腱炎で引退 ブリーダーズSSで種牡馬入り/有力馬情報
今年の皐月賞馬ジャスティンミラノ(牡3、友道、父キズナ)が右前浅屈腱炎のため、現役を引退することになった。14日に管理する友道師が明かした。 15日に競走馬登録を抹消し、今後はブリーダーズSS(北海道日高町)で種牡馬となる予定。 友道師は「競走成績は4戦3勝と立派なものですし、ダービー(2着)もいい競馬をしてくれたと思います。特に皐月賞で、あの位置から長くいい脚を使って差し切ったというのは、本当に心肺機能が高い馬だからこそ。精神的にも落ち着いた馬でした。これからだと思っていたので残念ですが、フレッシュなうちに種馬になったので、その長所を子どもたちに伝えていってくれれば、と思います」とコメントした。 11年に英G1ナンソープSを勝ったマーゴットディドが母という良血馬で、昨年11月のデビューから新馬戦、共同通信杯、皐月賞と3連勝でG1制覇。ダービー2着後は夏休みを挟み、天皇賞・秋を目標に調整されていたが、10月11日に右前浅屈腱炎が判明し、回避していた。 通算成績は4戦3勝。重賞2勝。付加賞を含む総獲得賞金は4億306万9000円。