メルカリに出した商品を、できるだけ多くの人に見てもらうには? 出品初心者でもできる3つの工夫
◆工夫3. インパクトのある値下げをする
商品がなかなか購入されないとき、考えられる理由の1つが販売価格です。価格が高いと思われたら、購入されることはほぼありません。そのため値下げは有効な手段といえます。 値下げをするなら、ある程度幅を持たせた方がいいでしょう。例えば5000円で出品していたものを4500円にするなど。その方が、元々いいね!をしてくれていた人にとってインパクトがあるからです。 もちろん、5000円で出品したものを、1日おきに4900円、4800円……と下げていくなど、小刻みに値下げすることも可能です。ただ下げ幅が少ないと“値下げされた感”が薄く、購入者側にお得感が伝わりにくいと考えられます。したがって、一定の期間を空けて10%程度の値下げをした方が効果がありそうです。
◆検索結果に表示されなくなるかも!? 出品時に「やってはいけないこと」
検索結果に表示させたいからといって、持っている商品の数以上に出品をしてはいけません。 メルカリでは同じユーザーから同じ商品が多数出品された場合、検索結果にはその中の1つしか表示されない仕組みになっています。さらにスパムと判断されれば、全く検索結果に表示されなくなる可能性もあります。これは、ユーザーの出品機会を公平にするための対応です。 もし、本当に同じ商品を複数持っているのだとしても、一気に出品すると上記のように弾かれてしまうおそれがあります。1つが売れたら次を出品するようにした方が、結果的に販売の機会が増えることになるでしょう。 また、「商品の削除」と「再出品」を何度も繰り返すのも、迷惑行為とみなされ、検索結果から弾かれる原因になるので注意しましょう。 メルカリの仕組みを上手に利用すれば、多くのユーザーに商品を見てもらうチャンスを作ることができます。一方で、多くの人の目に触れさせることばかりを意識して不適切な操作をすると、禁止行為をしたとみなされてしまう場合もあります。検索結果から弾かれてしまっては元も子もないですから、ルールを守りながら工夫していくようにしましょう。
川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド)