J1町田・藤田晋社長 昇格2年目Vへ本気「さらなる補強が必要ではあると思っている」
明治安田J1リーグ最終節(8日、カシマ)、町田が鹿島に1―3で敗れて3位で今季を終えた。町田の藤田晋社長(51)が、来季に向けた補強に言及した。 J1昇格初年度で前半は首位をキープし、最終節まで優勝の可能性を残したが、敵地で敗れて3位となった。試合後に藤田社長は「正直、ここまで健闘するとは思っていなかった。半分より上(の順位)であればと思っていたら、途中で首位に立ったので少し欲が出たけど、結果から言うと大健闘だと思っている」と納得の表情を浮かべた。 夏場には日本代表クラスのFW相馬勇紀(27)、DF中山雄太(27)を獲得し、話題を集めた。藤田社長は「J1昇格初年度で首位を争うクラブとして、つかめるチャンスがあればと思っていたし、それで補強したのもある。海外帰りの現役の日本代表で、20代後半みたいな選手を獲れるチャンスはなかなかないので。そういう意味で急きょ獲った感じ」と説明した。 来季に向けた補強については「去年の黒田(剛)監督の就任初年度と今年のJ1初年度で、かなりクラブの体制というか選手が入れ替わった。この辺で落ち着きたいというか、今いる選手を中心に強豪クラブを築き上げていきたい」とした上で「現時点で選手の質、量ともにそろってきているけど、さらなる補強が必要ではあると思っている」と考えを明かした。
東スポWEB