ブランドの服を持ってないと仲間はずれに…親が知らないところで起きる、子ども同士の“マウント合戦”の実情
それって本当にマウントなの?の声も
一方で「ない」と答えた方からは、戸惑いの声も聞かれました。 ・子どもはただ面白くて言っているだけなのでは ・『習い事頑張ってるよ!』『○○とても楽しかったよ!』と話題の共有をしているだけなのに、親がマウントとして捉えてしまっているのでは ・『習い事ひとつもしてないの?』は子どもからしたら純粋な疑問かもしれないのに、親が子どもの会話を聞いて振り回されているだけなのでは ・子どもにとってあるあるなのでは。子どもたちが楽しかったことを話すのはナチュラルじゃない? 子どもたちはそう思っていなくても、親御さんがそう感じているだけ、というケースも十分ありそうです。
実際に子どもたちの話を聞いている保育士さんや学校の先生は?
声を聞いたママたちの中には教育現場で働いている方も多く、第三者目線でどう受け止めているのでしょうか。 ・小学生になると親の職業や家の広さなど、さまざまな面からマウントを取る子どもが増えてくる。ただ、よく言う子とまったく言わない子ははっきり分かれる。家庭教育と、親と子どもそれぞれの考え方や性格によるところが大きいのでは ・昔と比べて親と子のパワーバランスが変化し、親がやや尻にひかれがちになった ・子どもの行きたい、やりたいを尊重することも大切だが、親が判断して言い聞かせることも大事
結局は、親のブレない心が大事
子どもの年齢が高くなるにつれ、大人と同じように自慢したりマウントだと捉えられるような発言をしてしまうことも増えてしまいますよね。 しかしながら、大人での付き合いでも同様に、受け取る側がどう捉えるかによっても発言の意味は大きく変わってきます。 子どもはただ楽しかった思い出を友だちに共有しているだけかもしれません。親がそれに振り回されて、欲しくない物を買ったり、行きたくもない場所に連れて行ったりして時間やお金を無駄にしてしまうのは非常にもったいないですよね。 育児の軸を持っていれば、他の家庭がどうであれ我が家流のルールや考えが確立できるはずです。 みなさんは実際、これって子ども同士のマウントでは?と感じたことがありますか? 【Profile】じママ(@gmamanoikuji) 海外の大学を卒業後、ソニー系列会社にてアジアでのゲームビジネスを担当。結婚を機に退職、現在14万フォロワーの知育系アカウントを運営。原理原則を重んじる夫とONE TEAM思考をベースに日々子育てに奮闘し、主婦から会社を立ち上げたママ起業家。 2022年12月「with class mama」ディレクターに就任。