ネクタイの結び方で伝わるダメダメ感。職場で幻滅されないための「ネクタイの当たり前」を紹介します。
意外と出来ていないオジサンが多い?
皆さんは、ネクタイを日頃からきちんと結ぼうと気にかけていますか? スーツ姿の男性を見た時、目に入りやすいのがネクタイです。どんなに高級なスーツを身にまとっていたとしても、ネクタイがぐちゃぐちゃだと台無しです。 イケオジとダサオジのダウンジャケットの着こなしはここが違った! やらかしオジサンの残念ポイント3選 リモート会議のような上半身が強調されるような時にもネクタイがルーズな印象だと、取り返しがつきません。 逆に、キチンとネクタイを結べている人はそれだけでスマートな印象を与えることが出来ます。 今回はそんな人の印象を決定づける要因にもなるネクタイの正しい結び方のキホンをご紹介。ネクタイをしっかりキメて、大人の魅力を引き出していきましょう。
基本の結び方はプレーンノット
簡単でスマート。
こちらのプレーンノットはネクタイの基本中の基本の結び方です。 プレーンノットの特徴は襟元が小さいシャツと相性がいいということ。ノット部分が小さく、全体的にシュッとしているのでスマートに見える結び方でもあります。 注意したいのは、結びの強さ。きつく締めすぎてしまうと結び目が小さくなりすぎてしまい、バランスが悪くなります。逆にゆるく結んでしまうと、首元が見えてしまいだらしなくなります。 ノット部分を二重にすることで、ダブルノットとして結ぶとボリューム感が出るので、その日の気分に合わせて使い分けていきましょう。
襟開きが大きいならウィンザーノット
結び方はこの二種類で十分。
イギリスのウィンザー公が流行させた、ウィンザーノット。 ノットが大きくボリューム感のあるこの結び方は襟開きの大きなシャツに向いています。 格式高いエリートな印象を与えるウィンザーノットをするときは、複雑なノット部分を作りやすい薄い生地のネクタイを使うと綺麗になります。 襟元の広さに合わせて結び方を変えると、襟とのバランスが取れて左右対称の真っ直ぐなネクタイが出来上がります。少しの手間が印象を上げるのでぜひ実践してみてください。
ディンプルは作れていますか?
どの結び方でも重要。
ネクタイを格好良く結ぶのに必須のテクニックである、ディンプル。 結び目の下にある窪みがディンプルです。どの結び方でもノットを完成させる時は、この窪みを意識して作るようにしましょう。形の良いネクタイは逆三角形のノットとえくぼのようなディンプルが出来ていることが必須条件です。 いかがでしたでしょうか? ネクタイの結び方は第一印象を決定づける大きな要因の一つです。シャツの襟に合わせた結び方や、綺麗なディンプルを心がけてスーツスタイルを今よりもっと楽しみましょう。 PHOTO:Getty Images TEXT:FORZA STYLE