「片付けない」がムダ買いの原因に!?年末に試したいクローゼット整理の心得5
クローゼットは、散らかりやすく手をつけにくい場所の代表格。その理由は、新しいアイテムが追加されることは多くても、古いアイテムが処分されることは少ないから。イギリスのオーダーメイドキッチン&ベッドルーム販売会社「レン」が行った最近の調査では、ほとんどの人が1年に1度しかクローゼットを整理していないことがわかった。これに伴い、約5分の1(18.5%)の人は、持っている服を把握していない状態で、新しい服を買ってしまっているそう。 同じ調査によると、平均的なイギリス人は新しい服や靴を購入するのに年間400ポンド(約76,000円)を費やしている。これは、所持している服や靴を整理し、把握することで、大幅な節約につながる可能性を秘めているということ。この習慣に罪悪感を抱いているけれど、何から手をつけたらいいのかわからない人のために、この記事では服を片付け、クローゼットの中身を断捨離する方法をご紹介。これを読んで、片付けの第一歩を踏み出してみよう。 From Good Housekeeping
床に散らかった服を片付ける
クローゼットに服を詰め込みすぎている人は、“フロアドローブ”にも心当たりがあるはず。フロアドローブは、その日に着た服をクローゼットに片付ける余力がないときに、床やソファに放り投げてそのままにしておくこと。この習慣があると、あっという間に大量の服の山ができてしまう。そして、これらの服はどれも一度は着用したものなので、必要以上に洗濯してしまう可能性もある。 まずは、散らかっているすべてのフロアドローブを拾い集め、洗濯が必要なものと、片付けるものに分けよう。最近着たアイテムばかりなので、断捨離したいものはないかもしれないが、検討してみる価値はある。アイテムを分類し、クローゼットの中にこれらを収納するスペースを確保する必要があることを念頭に置いておこう。 クローゼットが散らかっていると、1日の終わりに狭いスペースに服を押し込むのが億劫になるため、フロアドローブを増やしてしまう。この習慣を完全に断ち切り、服を片付ける習慣をつけるためには、まず、クローゼットにスペースを作る必要がある。