超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング8位。実質80%超え!? ビッグマッチで平均が下がった理由は?
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
8位:ジュビロ磐田 本拠地:ヤマハスタジアム(15,165人収容) その他ホーム開催地:エコパスタジアム(51,697人収容) 平均入場者数:13,817人 平均収容率:72.7% 2024シーズンのJ1リーグを18位で終え、J2降格が決まったジュビロ磐田は、72.7%の収容率でリーグ全体で8位となった。 2023シーズンにJ2で2位となり、J1復帰を果たした磐田は、開幕戦で王者ヴィッセル神戸と対戦。15,165人収容のヤマハスタジアムに14,778人が入り、97.45%の高い収容率を記録した。また、ホーム最終節のFC東京戦でも13,950人を動員し、91.2%という高い数字を記録している。 一方で、全体の収容率が72.7%にとどまった要因として、もう1つの本拠地であるエコパスタジアムでの試合が挙げられる。 収容可能人数51,697人のエコパスタジアムでは、浦和レッズ戦で28,61人(40.3%)、鹿島アントラーズ戦で32,995人(63.8%)を動員した。 いずれもヤマハスタジアムでは達成できない動員数だが、収容率という点では全体平均を押し下げる結果となった。なお、エコパスタジアム開催の2試合を除いた場合のシーズン全体の収容率は80.9%に達しており、空席が目立たないのも頷ける。 2025シーズンはJ2から捲土重来を図る磐田だが、ファンの熱気は依然としてリーグ屈指だ。来シーズンも熱狂的なサポーターの後押しが、チームの力強い支えとなるだろう。
フットボールチャンネル