県の対策会議後、埼玉・大野知事が会見(全文3完)言語の全てはカバーできない
埼玉県の大野元裕知事は24日、県の新型コロナウイルス対策本部会議の終了後に記者会見を行った。 【動画】埼玉県が新型コロナ対策会議 終了後に大野知事が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「埼玉県が新型コロナ対策会議 終了後に大野知事が会見(2020年8月24日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
完全に陰性が確認されるまで延長するのか
朝日新聞:最後すいません、72時間のことを先ほどおっしゃっていましたけれども、これは延長できるというふうなお話もありました。入院勧告、この新型コロナウイルスに関連して入院勧告を行う場合というのは、72時間ではなく完全に陰性が確認されるまで延長すると、そういう想定なのでしょうか。 大野:感染症法上は、この新型コロナウイルスのように、新型コロナウイルスに関しては2週間というのがありますよね。ところが、感染症法は必ずしも、それは別に病気によって変わるじゃないですか。それが3日なのか10日なのか、2週間なのか。従って、感染症法の場合には、この感染症が発見された場合、特定された場合に、72時間を限度として行えるというのがまず14条? 15条? だったと思いますけども、感染症法の立て付けであります。ただし、それでは不十分な場合が病気によってはあるので、これを延長できるということになりますので、われわれとしては医師の所見に従って、例えば2週間まで延長する可能性はあると思います。 朝日新聞:最後、ごめんなさい、その方針を決められたのっていつなんですか。 大野:この方針を決めたのは先週? ですか。ただしこれは、専門家の方々に諮る方針を決めたのが先週でありますので、専門家の方々のご意見も踏まえて、最終的には今日の本部会議で決めたということになりますけれども、その方針自体を、方向性を決めたのは先週であります。 朝日新聞:そうすると、勧告することに決めたのは本日からという、本日というふうな理解でいいですか。 大野:そうです。というのは先ほど申し上げた、国から来た方針がありますけども、国の方針だと、それでも嫌だっていった場合の対処がまったく書いてないんですね。そこでわれわれとしてはどうしようかということで、先生方にまず聞きましょうということを方向として先週決めて、今日決めたということになります、最終的には。 朝日新聞:ありがとうございました。 大野:どうぞ。