ラグビー日本代表と対戦するイタリア代表が会見。「速さとフィットネスでどちらが優れているかの戦い」
「タタフは、僕が思うに今季のTOP14でダントツのNO8だったと思う。あんなに強いボールキャリアはそうそういるもんじゃない。だから、日曜日の対戦もすごく危険な選手だ」。
また、今回は出場停止で対戦は叶わなかったが、トゥールーズへの加入が決まったSH(スクラムハーフ)齋藤直人がフランスで成功するための秘訣として、「とにかく言葉。フランスではフランス語を話すことが何よりも歓迎される。逆に言えば彼はそれさえクリアすれば活躍できる選手だと思う」。
「せっかく(フランス代表SH)アントワーヌ・デュポンと同じチームになるのだから、彼とずっと一緒にいて、コミュニケーションもプレーも身につけてしまえばいい」とエールを送った。
21日(日)に札幌で対戦する日本代表についての印象を聞かれ、SOガルビージは「2019年から成長を続けている。この夏の4試合を見たが、特にアタックのオプションが増えている」。
「FB矢崎とCTB(センター)のサミソニ・トゥアの2人でかなりゲインしていて、彼らを止めないといけないし、WTBも全員脅威だ。スキルはあるし、さらに『超速ラグビー』でより速いプレーをしてくるようになれば、自分たちにとっては相当タフな相手になってくるが、いい試合ができるだろう」と警戒しつつも自信をのぞかせた。
今年のシックス・ネーションズでスコットランド代表、ウェールズ代表に勝利し、フランス代表と引き分けた世界ランキング8位の強豪イタリア代表。アウェイとはいえ、夏のツアーで2度目の負けは許されない。札幌では本気のアッズーリが見られることは間違いない。
【イタリア代表 来日メンバー:33人】(所属クラブ/キャップ数) ◆PR(プロップ) ダニーロ・フィスケッティ(ゼブレ/43) シモーネ・フェラーリ(ベネトン/55) マルコ・リッチオーニ(サラセンズ|イングランド/27) ミルコ・スパニョーロ(ベネトン/7) ジョスエ・ジロッキ(ベネトン/22)