食材を入れた「ジッパー付き保存袋」の再利用、あなたはアリ派?ナシ派?
食品を直接入れなければ再利用も!「ラップで小分けした食材」を入れる
ジッパー付き保存袋に野菜などの生鮮食品を入れる際、直接ではなくラップに小分けして入れるケースもあります。 ラップに包んでいれば直接食材が保存袋に触れないので、再利用しやすい場合も多いもの。 「直接食品を入れた時は繰り返し使わないが、ラップした食材を入れたときは汚れていなければそのまま同じようにラップした食材をまた入れる」(30歳/企画・マーケティング) 「直接食べ物は入れない。カットした食材をラップで包み、それを袋に入れています」(43歳/主婦) 「ラップに小分けにして入れることが多いので、洗って再利用しています」(46歳/技術職) ラップで包んでも食材によっては液漏れなども発生するし、冷凍方法によってはラップがはがれてくることもあります。「ラップに包んだから」と安心せずに、状況次第で食材以外に再利用するなどの工夫も考えたいですね。
こんな再利用アイディアも!「ゴミ袋として使う」
ジッパー付き保存袋は、ポリ袋よりも丈夫で密閉性も高いのが特徴。再利用で食材を入れるのはちょっと心配だけど、一度使っただけで捨てるのも勿体ない……と悩むこともありますよね。 そんな時の再利用法として今回多かったのは“ゴミ袋”として利用するという意見。ゴミ袋とはいえ再利用なのは変わりないので、もったいない気持ちも薄れます。 「生ごみを新聞紙に包み、ジッパー付き保存袋に入れて捨てるようにしている」(56歳/技術職) 「パンや野菜を冷凍していたものは、キッチンのゴミ袋にする。肉や魚、タレのついたものは捨てる。個包装のお菓子を入れたものは洗ってまた普通に使う」(49歳/主婦) 「一度使ったものは、よっぽど汚れているもの以外、洗ってゴミ箱にしています」(30歳/主婦) 密閉性が高いジッパー付き保存袋は液もれやニオイも防げるので、生ごみを捨てるのに向いています。特に梅雨の時季はニオイが発生しやすいので、ぜひ活用したいところです。 また、ジッパー付き保存袋は食材以外を入れてももちろんOK。個包装のお菓子などを入れた汚れのない袋なら、小物やレシートなどの細かい書類入れなどにも活用できますね。 口に入れるものである以上、やはり衛生面での問題はどの食材でもリスクゼロにはなりません。どこまで再利用するかはあくまでも個人の判断で、他の人へのオススメは避ける……これがジッパー付き保存袋の現在地かもしれません。
高山恵