月額料金が1000円以下に!? ―― SIMフリー端末と格安SIMで快適モバイル
タブレット端末が続々と登場しています。ノートPCと比べて持ち運びやすく、なおかつスピーディーに起動できるのが嬉しいところ。液晶サイズがスマートフォンよりも大きいため、動画視聴や文字入力も快適にこなせます。Wi-FiだけでなくLTE対応モデルが増えているのも大きなポイントです。Wi-Fi環境がなくてもいつでもどこでもネットに接続できるLTEを月々の通信費を抑えながら、維持する方法は?
SIMフリー端末として注目 LTE版「新型Nexus 7」
8月28日に、7インチ液晶を搭載したGoogleのAndroidタブレット「新型Nexus 7」が日本国内でも発売開始となりました。2012年モデルと比べて薄型・軽量化が図られたボディーに、クアッドコアの「Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064」や2GBメモリを搭載。液晶の解像度は従来の1280×800ドットから1920×1200ドットへと、より使いやすく進化しています。この製品はWi-Fiでネットに接続するモデルですが、9月下旬には、LTE対応の製品も販売が予定されています。 通信環境がWi-Fiのみしか使えない端末では、どうしても利用場所が自宅や会社内、公衆無線LANエリアなどに限られてしまいます。その点、LTE対応端末は単体でインターネット接続を確立できるので、LTE圏内であればいつでも・どこでも手軽に使えるわけです。しかも最近は、特定のSIMカード以外を使えないようにする「SIMロック」がかかっていない「SIMフリー」端末が増えており、キャリアに縛られることなく自由にSIMを選べるのが魅力といえます。注目されている「新型Nexus 7」も「SIMフリー」端末です。 Wi-Fi端末を購入し、スマートフォンをモデム代わりにしてインターネットへ接続する「テザリング」機能を利用する方法もあります。しかし、こちらはスマートフォンのバッテリ消費量が大幅に増えるため、「肝心な時に電話がかけられない!」といったトラブルも招きがちです。