【スターダム】羽南&飯田沙耶 タッグリーグ初制覇「下克上成功したぞ!」
女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」優勝決定戦(8日、アクトシティ浜松)で、羽南(20)&飯田沙耶(27)の「wing☆gori(ウィンゴリ)」が初制覇を果たした。 2人は勝ち点9でブルーゴッデスを3位通過し、決勝トーナメントに進出。7日の浜松大会では1回戦でスターライト・キッド、鈴季すず組、準決勝でなつぽい、安納サオリ組を撃破し、この日の優勝決定戦に駒を進めた。対戦するのは前日に刀羅ナツコ、琉悪夏組、葉月、コグマ組を退けた舞華&HANAKOだ。 華麗なタッグワークで相手を翻弄した2人だったが、敵軍のパワーファイトに圧倒されなかなかペースを奪えず。それでも相手2人を場外に落とすと羽南がプランチャを放ち、流れを引き寄せた。 勢いに乗った羽南はバックドロップで舞華とHANAKOを次々と投げ飛ばし無双すると、飯田もダイビングショルダーアタックをHANAKOに発射し意地を見せた。最後は身長145センチの飯田が、181センチのHANAKOを抱え上げ必殺技「達者でな!(変型筋肉バスター)」をズバリ。完璧な3カウントを奪った。 2人は2020年度のタッグリーグでコンビを結成し、昨年9月に若手主体興行「NEW BLOOD」のタッグ王座を獲得。今年の7月まで4度の防衛を重ね、タッグ力を極めてきた。 大「飯田コール」が巻き起こる中、マイクを持った飯田は「下克上成功したぞ! ウィンゴリで組み始めてから長くてさ。NEW BLOODタッグも巻いたけど落として…やっと結果残せた。ウィンゴリは強いぞ!」と涙を流し羽南とよろこびを分かち合った。 タッグリーグ優勝後にはゴッデス王座に挑戦するのが通例。現在の王者は極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の渡辺桃&テクラだ。羽南は「優勝して私たちの次の目標決まったよね。ゴッデス取りに行くぞ! ヘイト2人から私たちがベルトを取って、キラキラのウィンゴリのベルトにしていく」と拳を突きあげた。 最後は2人で「明日に向かって暴れ羽ばたけ。ウィンゴリ、レッツゴー!」と絶叫し大会を締めた。
東スポWEB