阪神・桐敷拓馬、石井大智、村上頌樹が秋季キャンプをひと足早く打ち上げ 藤川球児監督は労をねぎらう
阪神・桐敷拓馬(25)、石井大智(27)、村上頌樹(26)の3投手が11日、第2クール最終日を迎えた秋季キャンプを打ち上げ帰阪の途についた。 シーズン70試合に登板し、最優秀中継ぎ賞のタイトルを獲得した桐敷はこのキャンプでは一度も全体練習でブルペンに入らず。「体力メインで肩回りのコンディションとかを重点的にやっていました」と状態を整えて来季に備えた。 練習中、3人に直接声をかけた藤川監督は「シーズンをフルで戦った後で、必要だから来たのもあるし、背中を見せてくれたのもあって、無事健康に完走できた。感謝と1年間の労をねぎらうという意味で(話した)」と明かした。 石井はキャンプ期間中に3度のブルペン入りに加え、ウエートも段階を踏んでこなした。帰阪を前に監督から「君たちに卒業証書を与えます」と言われたことを明かし、「とりあえずけがなく終われてよかったと言ってもらえた。『しっかり来年も戦力になってくれないと困る』って言ってくれたので、しっかり頑張りたい」と続けての活躍を誓った。(邨田直人)