やっぱり起きた?!堀口恭司vsシバターのYouTube場外戦
THEPAGEの独占インタビューが引き金になってRIZINバンタム級王者、堀口恭司(30、ATT)と炎上系YouTuberシバター(35、本名・齋藤光)との“YouTube場外戦”が勃発している。「堀口がシバターを語る」という記事をTHEPAGEで掲載したのが17日。シバターは「堀口、びびってんの?」と、その日に反撃。堀口も20日に「勘弁してください」とアンサー動画を投稿して、釣り対決を提案したが、またシバターも「潰されてしまうから怖いか?釣り対決でいいけど海に落としちゃうかも」と応答した。堀口は「絶対に絡んでこないで欲しい」とYouTubeでの反撃に釘を刺していたのだが、商売上手のシバターは黙ってはいなかった。果たして2人の釣り対決は実現するのか、それとも…。
釣り対決を提案も
手前みそで申し訳ないが、きっかけはTHEPAGEに掲載された堀口の独占インタビューの第二弾だった。そこで堀口は、シバターについて「おもしろい選手。ただ体重差があり、相手は総合をやったことのないキックボクサーなのに2ラウンドのうち1ラウンドは総合ルール。ちょっとずるいですよね(笑)」「シバター対誰か、というカードは興行として凄くいいと思う。確かに最初に話題を目にしたときは、え?なんだこれは?とは思っていたんですが(笑)。リングに立てばシバターもちゃんとやった。この業界を伸ばすためには固定観念だけでは無理。変化球もどんどん投げていったほうがいいんです」と語り、YouTubeを使ったセルフブランディングや、そのプロモーション活動を評価した。 だが、さすがに堀口vsシバターの可能性についてだけは笑って全面否定。 「ないです、ないです(笑)。さすがに格闘技ファンがぶち切れるでしょう」 ただこの後に起こりそうな最悪のシナリオを予想してこう釘を刺していた。 「この記事をシバターが見て、“おい、堀口!”のノリで絡んでくるのは、絶対にやめて欲しいです(笑)」 しかし、こんな美味しい展開をシバターが黙っているはずはなかった。 その日のうちに「堀口恭司くぅ~ん、シバターが怖いの?」というタイトルでYouTube投稿。「堀口はびびっている」「伝説級の格闘家でも体重差には勝てない」と、92キロの自分と、61キロのバンタム級で戦っている堀口では体重差が決定的なハンデになるため「堀口が怖がっている」と挑発した。 大晦日の「RIZIN.26」のHIROYA戦でシバターは大方の予想に反して腕ひしぎ逆十字固めで1本勝ちを収めているが、これも2ラウンドのうち1ラウンドがMMAルールだったことに加え92.6キロと74.8キロの体重差が大きく影響していた。 堀口の不安は的中した。やはりシバターは絡んできた。 しかし、その挑発を、てっきり無視するのかと思ったが、意外や意外、堀口もアクションを起こす。20日に「シバターさんへ」と題する1分程度の短いアンサー動画を投稿したのである。 「シバターさん、(YouTubeに返答を)出すなっていったじゃないですか。振りじゃないんですよ。本当に勘弁してくださいよ」と、笑いながら呼びかけて、なんとリング外でのコラボ対決を提案した。 「釣り対決とか、RIZINさんと26、27日にキャンプ企画があるので、そこに来てください」 シバターに絡まれるのは大迷惑だが、YouTube活動も行っている堀口にしてみれば、リング外でのコラボなら「シバターの利用価値もあり」と判断したのだろう。 釣りは、堀口のライフワークとも言える趣味のひとつ。米国フロリダでも、日本に帰国した際にも釣り竿は離さない。ルアーフィッシングが好きだが、海釣りでもなんでもOKである。 趣味を実益をかねたコラボ企画だろう。