【兵庫県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「清瀧洞門」透明度抜群の海景色は日本屈指の碧
◆新舞子浜
新舞子浜は近畿随一の遠浅の海岸で、瀬戸内の島々を一望する浜辺は、潮干狩りや海水浴を楽しむ人たちでにぎわう有名なビーチ。 干潮時には500メートル以上にも及ぶ美しい潮だまりが砂浜に広がり、朝陽や夕陽に照らされた幻想的な干潟はカメラマンにも人気だ。 瀬戸内海国立公園内にあり、白砂青松の美しい遠浅の海岸で海遊びが楽しめる。潮干狩りも人気で、アサリのほかハマグリやマテ貝など種類豊富な貝がとれるので家族でのお出かけにも最適。 周辺には宿泊施設も多いので、泊まってゆっくり過ごすのもいいだろう。 新舞子浜(しんまいこはま) 所在地 兵庫県たつの市御津町黒崎1414
◆うへ山の棚田
「日本の棚田百選」に選ばれている小代区貫田うへ山の棚田。 全国の黒毛和牛のほぼ全てを子孫とする名牛・田尻号が生まれ育ち、「日本で最も美しい村」連合に加盟する香美町小代区を象徴する景観の1つ。 山間に広がる絶景に心奪われ、写真を撮らずにはいられない。誰もがカメラマンになってしまうほどの美しい日本の景色。 規模はさほど大きくないものの、斜面に独特なカーブを幾重にも描く畦や、前面に開けた眺望、休耕田がほとんどなく、よく管理されていることなどが評価されている。 ちなみに棚田には、雨水や地下水を自然に蓄えて洪水を防いだり、谷川を雨水が一気に流れ下ることを防ぐ「緑のダム」という防災の役割がある。 うへ山の棚田(うえやまのたなだ) 所在地 兵庫県美方郡香美町小代区貫田
◆兵庫県立大学 西はりま天文台
西はりま天文台は、宇宙の不思議や面白さ、天文学を身近に感じられる施設として、約30年前に誕生した公開天文台。 天体観望会などのイベントが昼夜を通じて開催され、自然あふれる環境の中で、CGではない本物の宇宙を観測できる。 北館にある口径60センチメートルの望遠鏡を用いた昼の観望会が人気。 自由見学ができ、太陽が沈み、1時間、2時間と経つにつれ、さらに星の輝きが増す様子は、肉眼でも実感できるので、ぜひ体験してみてほしい。 敷地内には宿泊施設もあり、宿泊者限定でさまざまな望遠鏡を借りられたり、平日に「夜間天体観望会」に参加できる。標高436メートルの大撫山の山頂で、深呼吸しながら夜空に瞬く星を観てリフレッシュしたい。 兵庫県立大学 西はりま天文台(ひょうごけんりつだいがく にしはりまてんもんだい) 所在地 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2