『TAKE YOUR SHOT』。王座奪還を目指すクボタスピアーズ船橋・東京ベイが方針会見を開催
「一昨年シーズン、優勝したときに経験した感動をもう一度、味わうためにハードワークしたい。また、リーグワンのレベルは上がっているし、競争も激しくなっている。タフなリーグになっているので、開幕のトヨタヴェルブリッツ戦に向けてしっかり準備していきたい」と語気を強めた。
今季のスローガンは、王者奪還に向けてアグレッシブになり、自分たちから勝利に向けた攻めのショットを打ち続けていくという思いを込めて「TAKE YOUR SHOT」と定めた。
また、キャプテンはフランHCが指揮官に就任してからタッグを組み続けていたCTB(センター)立川理道から、新キャプテンにNO8(ナンバーエイト)ファウルア・マキシが就いた。
「若いリーダーを育てるという面でも、マキシは昨季のクロスボーダーマッチでもキャプテンをやった。キャプテンシーに満足している。彼には他の選手がついてくるし、一貫性がある。行動を示すタイプだし、他の選手との関係性も良い。チーム全体をリードするのは初めてだが、文化をドライブしていくことはできる」(ルディケHC)。
新たにキャプテンに任命されたNO8マキシは「キャプテンに任命されたときは、少し悩んだ。私はこれまでキャプテンを任された経験がなく、プレッシャーに感じたから」。
「しかし、キャプテンを任されることはとてもありがたいことであり、成長にもつながる。また、前キャプテンのハルさん(立川選手)からの後押しもあり、キャプテンになることを決断した。言葉だけでなく自分のプレーでチームを引っ張り、みんなとともに成長して、スピアーズの新たな歴史を作りたい」と腕を撫した。
さらに、オールブラックスのコーチを務めており、東芝でのプレー経験のあるスコット・マクラウド アシスタントコーチ、さらに新規加入したオリー・ストーンハム選手、タイラー・ポール選手、ツヨシ・ジニングス選手の4人も登場した。
ルディケHCは、マクラウド コーチについて「昨年、日本代表のHCの募集の動きのときに知り合いました。日本でのラグビーの経験があり、コーチとしてもオールブラックスで、2回ワールドカップを経験しており、他のコーチの刺激になっている」と話した。