【米国市況】主要株価指数が軒並み高い、円は対ドルで141円台に上昇
ECBはこの日、政策金利引き下げを発表した。インフレ率が2%に向かって低下する一方で景気への懸念は深まり、6月に続き今サイクルで2回目の利下げを決めた。
ECBが追加利下げ、予想通り-インフレ率低下と景気低迷を受け (3)
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は「ECBの利下げと米失業保険申請件数の小幅増加、米PPIの小幅加速という材料は、金を新たな高値に押し上げるのに十分だった」と述べた。
その上で、米国でも利下げサイクルが始まれば、利下げの幅に関係なく、金相場の支えとなる可能性が高いと付け加えた。
投資家による金買い戻しの動きも金の上げに寄与した。米商品先物取引委員会(CFTC)の最新データによれば、ニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物におけるヘッジファンドのグロスショートポジションは9月3日終了週に4週間ぶりの高水準となっていた。
金スポット価格はニューヨーク時間午後2時46分現在、前日比44.10ドル(1.8%)高の1オンス=2555.86ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物12月限は38.20(1.5%)上げて2580.60ドルで引けた。
原題:Stocks Up as This Week’s Rally Tops $1.3 Trillion: Markets Wrap(抜粋)
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