阪神・及川 同い年の活躍「気にはなる」“01年世代”ロッテ・朗希、オリ・宮城、ヤクルト・長岡に負けじ
阪神・及川が甲子園球場で、中学硬式野球の頂点を決める「第20回タイガースカップ」の表彰プレゼンターを務めた。優勝した北摂リトルシニア、準優勝の湖南ボーイズにメダルを授与。自身の原点である千葉・匝瑳リトルシニア時代を懐かしむとともに、球界を席巻する「01年世代」の先導役へと躍り出る決意を口にした。 「(同い年の活躍は)気にはなる。凄く活躍しているので(成績は)嫌でも目に入ってくる。もちろん置いていかれないように。凄く刺激は受けている」 及川も横浜高時代、ロッテ・佐々木、ヤクルト・奥川、同僚の西純と「BIG4」に名を連ねた。だが、今や佐々木はポスティングシステムで今オフのメジャー移籍を見据え、「BIG4」ではなかったオリックス・宮城は年俸2億円に到達。両腕に水をあけられた。野手でも有望株が続出。初の最多安打に輝いたヤクルト・長岡、侍ジャパンに名を連ねるオリックス・紅林をはじめ、他にも中日・岡林など、次代を担う投打のきら星が同世代に集う。フロントランナーを奪うべく、今オフは3年続けて岩崎に“弟子入り”する。 「何年も活躍されている選手なので調整の仕方や心構えを確認したい」 25年は年男。同い年への対抗心と守護神からの学びを融合させ、ヘビーな1年へとつなげる。(八木 勇磨)