オサスナの“若き10番”が29年夏まで契約延長!! パリ五輪での金メダル獲得で複数クラブから関心も残留決断
オサスナは1日、MFアイマール・オロスと2029年夏まで契約延長したことを発表。契約解除金は3000万ユーロ(約49億円)にまで引き上げたことを併せて伝えている。 【公式発表】オサスナとの契約延長を決断したアイマール 1日に行われたラ・リーガ第4節セルタ戦の試合開始前に、本拠地『エル・サダル』が万雷の歓声に包まれた。“新たなる10番”との契約延長が、電光掲示板にて発表されたからだ。2001年11月27日生まれのアイマール・オロスは現在22歳。11年前にオサスナのカンテラに入団し、2019年にトップチームデビューを果たした後、2022-23シーズンから主力に定着。ボールを失わないテクニックとインテリジェンスで、若くしてロス・ロヒージョスの攻撃を司る存在となり、すでにクラブ公式戦通算84試合に出場している。 また、今夏に行われたパリオリンピック2024のU-23スペイン代表にも選出されると、日本戦を含む全6試合にスタメン出場。グループC第2節ドミニカ共和国戦では、1アシストを記録するなど、ラ・ロヒータ(U-23チームの愛称)の32年ぶりの金メダル獲得に大きく貢献。この活躍もあり、バスク最大クラブのアスレティック・ビルバオ、チャンピオンズリーグに向けた戦力強化を図ったジローナからも関心を寄せられていた。 昨シーズンから着用する10番は、クラブ歴代最多出場記録保持者のパチ・プニャル氏やロベルト・トーレス氏といったその時代を象徴する選手が背負ってきたもの。受け継がれる伝統を身に纏ったオサスナの“若きアイコン”が、パンプローナからスペインを、欧州を沸かせてくれるだろう。
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