みずほ銀が広告ビジネス開始、2200万の個人口座情報を利用しDM送付…ATMに電子看板も
みずほ銀行は7日、IT大手サイバーエージェントなどと連携し、広告ビジネスを開始したと発表した。2200万の個人口座の情報を利用したダイレクトメールの送付や、ATM(現金自動預け払い機)コーナーでのデジタルサイネージ(電子看板)への広告配信などを行う。
広告付きのダイレクトメールは、みずほ銀が発送する。口座の入出金データなどを基に顧客の興味や関心を把握し、広告主に効果的な送付先を提案するという。口座情報の利用を望まない顧客向けには、専用のインターネットサイトやコールセンターを用意する。
また、デジタルサイネージへの広告配信では、一部のATMコーナーに設置されているスマートフォン向けの充電装置の画面を活用する。
みずほ銀は広告ビジネスについて、「近い将来、年間で数億円程度の売上高を目指したい」としている。