芸能界屈指の蕎麦好き、DEEN池森秀一オススメ「十割蕎麦の乾麺」ベスト3
年の瀬が近づいてきました。そろそろ、年越し蕎麦を意識する時期です。自宅で食べるならいつもより少し贅沢に1年を締めくくりませんか? そこで、今年も『マツコの知らない世界』で、10年間以上ほぼ毎日蕎麦を食べ続けていると打ち明けるなど、様々なメディアで蕎麦愛を語っているミュージシャン、DEENの池森秀一さんに、オンラインショップで購入できる乾麺蕎麦のオススメを教えていただきました。しかも今年はオール十割蕎麦でのご紹介です。 【写真】芸能界屈指の蕎麦好き、DEEN池森イチオシ「十割蕎麦の乾麺」パッケージ 池森秀一 12月20日生まれ、北海道出身。1993年、DEENのヴォーカリストとして『このまま君だけを奪い去りたい』でデビュー。2023年で30周年を迎えた。また昨今では、様々なメディア出演により蕎麦好きミュージシャンとして名を馳せている。2025年1月22日にDEENのNew Album 『ROCK ON !』をリリース。DEENオフィシャルサイトhttps://www.deen.gr.jp/ まずお伝えしたいのは、十割蕎麦で乾麺を作るのはかなりの技術を有すること。それは、つなぎ(小麦粉)を使わず蕎麦粉と水だけで作られる生地を乾燥させるから。各社が卓越した技術で美味しい乾麺の十割蕎麦を作り上げているのです。 それだけに茹でるのも少しハードルが高いです。でもご安心ください。今回紹介する蕎麦のメーカーや池森さんにオススメの茹で方・食べ方もお聞きしたので合わせてチェックを! 十割ならではの蕎麦本来の風味をお楽しみください。
シンプルだからこそこだわり抜いた石臼挽き
最初に池森さんが挙げたのは、岩手県にある株式会社小山製麺(おやませいめん)の「石臼挽き十割そば」。 「石臼挽き蕎麦粉を100%使用した、香り高い十割蕎麦です。蕎麦粉は熱に弱くて、製粉の時に出る熱や摩擦で風味を落とすとされていますが、石臼でゆっくりと時間をかけて挽くことで、本来の味や風味を残した蕎麦粉になります」 池森さんの言う通り、小山製麺は石臼挽き蕎麦粉へのこだわりが強いです。十割蕎麦というシンプルな原料で作るからこそ、美味しい製粉方法でできあがる原料を厳選しています。 「石臼による製粉」とは、石臼を2枚合わせて上下の石を回転させながら、石臼の溝に入った蕎麦の実を押し潰して粉にしていく製法。一般的な金属のロールによる製粉と比べて摩擦熱が少なく、水分や香りの飛散が少ないのが特徴です。 また、砕いた時に角張った荒い粒子が残るロール製粉と違って、石臼での製粉は角のない粒子ができるため、滑らかになるのです。 「蕎麦の味と香りが強いことに加え、細打ちの麺であることからのど越しが非常に良いお蕎麦に仕上がっています」 小山製麺オススメの茹で方は、なるべく多めのお湯で麺が対流する程度の沸騰を保ち茹でること。茹で時間はざるそばで5分、かけそばで4分30秒を推奨しています。 オススメの食べ方は、麺が細めなことから温かいつゆで食べるより、冷たく冷やして食べる方がより美味しく召し上がれるとのこと。温かいつゆで食べる場合は、一度冷水で麺を締めた後、軽く湯せんしてからつゆをかけて食べるのが美味しいんだとか。 茹でたあとは蕎麦湯まで楽しむのもお忘れなく。 株式会社小山製麺 住所:岩手県奥州市胆沢小山字下野中2-5 電話番号:0197-47-0434(8:00~17:00(4月~12月)、8:30~17:00(1月~3月) https://oyamaseimen.raku-uru.jp/