性格タイプ別! 年末年始にやってほしい、2024年の家計の結果確認の方法とは?
結果発表の受け止め方
では、結果発表を終えたら終わりなのか、というとそういう訳にはいきません。目的はあくまで、家計を把握することです。では、結果をどのように受け止めるべきか、受け止め方もそれぞれのタイプ別で見ていくことにしましょう。 ●面倒くさがり屋さん用 結果発表により年間で増額していればOKですが、減額になっていれば家計を考え直す必要があります。大きな出費(子の教育費、海外旅行、リフォームなど)があって減額したのであればOKですが、大きな出費がないにもかかわらず減額したのであれば、家計の見直しのタイミングです。 ・固定費(保険料やスマホ代、サブスクリプション)の見直し ・住宅費の見直し ・車関連の見直し これらを中心に見直してみてはいかがでしょうか。 面倒くさがり屋さんにとって家計の把握は面倒なことでしょうから、先ほど書いたような方法で最低でも半年に一度は、家計のチェックを行ってみてください。 ●しっかりさん用 しっかりさんは、先ほどのような勘違いを行っていないかを確認しておくことが必要です。 もし勘違いをしていたのであれば、原因の追究をしなければなりません。予定通り貯まっていなかった理由が、ふいな出費(病気、冠婚葬祭など)なのであれば、問題ないでしょう。 しかし、その理由が分からないのであれば、毎月の家計管理の方法を見直す必要があります。 ・家計簿やアプリだけではなく、預貯金残高を確認すること ・アプリで管理している人は、登録方法に間違いがないか確認すること ・支払いのうち、引き落とし内容やクレジットカードの種類(枚数)を確認し、把握していないものがないか、確認すること しっかりさんは、一度確認すればその後は管理できる人だと思われるので、こういった確認を年に一度、行ってみてください。
年末年始こそ家計管理のチャンス
家計管理は日々の生活の積み重ねであり、年末には自然とその1年の結果が現れます。その結果を見ずに現実から逃げるのではなく、現実を見て、翌年以降の計画を立てるのに、一番よいのが年末年始です。 今年の家計を見つめ直し、翌年以降にお金の増える仕組みを作るための計画を立ててみてはいかがでしょうか。 執筆者:秋口千佳 CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部