レジオネラ菌検出の市営プール使用後に入院 80歳男性が死亡 「因果関係は特定できないが、否定はできない」【長野・上田市】
上田市の市営プールを利用した後、レジオネラ症で入院していた80歳の男性が、死亡していたことが分かりました。 アクアプラザ上田では、8月、施設の一部から国の基準値を越えるレジオネラ属菌が検出され、利用者およそ150人が市に体調不良を申し出ていました。 この内、上田市に住む80歳の男性が8月16日に自宅で倒れてレジオネラ症で入院していましたが、先月下旬に死亡していたということです。 12日、上田市長が定例会見で記者からの質問に答える形で明らかになりました。 市は、男性の死亡とプールの利用について、「因果関係は特定できないが、否定はできない」としています。 アクアプラザ上田は一時休館していましたが、塩素濃度を高めに設定するなどの対策を取り9月中旬に営業を再開しています。