実家の片づけで「処分に困った」意外なアイテム8つ。多すぎる収納グッズや食器もゴミに
●インテリア雑貨
<素材ごとに分別して捨てるのが手間に> 飾りっぱなしのインテリア雑貨も1か所に集めるとかなりの量に。 「素材ごとに分別して捨てたり、人形は『お焚き上げ』に出すなど、手間がかかりました」
●収納用品
<プラスチックの収納グッズはゴミに出すときにかさばる> 100円のプラスチックカゴなどは、大きさがまちまちで重ねられず、捨てるときにかさばることに。 「あき箱収納は、つぶして捨てやすく、意外に合理的だと思いました」
●食器
<重たくて割れやすく移動させるのもひと苦労> 食器棚から運び出すだけで大仕事に。 「重すぎて2階から1階に運び出したところでギブアップ。あとは処分業者の方に回収してもらいました」
●着物
<愛情がつまった着物は最後まで決断できず> 「七五三や成人式、卒業式などに着た着物は、母の愛情を感じ、最後まで決断できませんでした」 それでも、母が以前「売る」と言っていた意味を考え直し、業者に買い取ってもらうことに。
●果実酒やウイスキーなど
<液体の入った重いビンは2人がかりで搬出> 「私も夫もお酒が飲めないので、お酒好きの友人にあげることに。夫にクルマを出してもらって運び出しましたが、重いし割れないように気を使って大変でした」
●植物
<家庭ゴミに出せない土と鉢、植物の分別に苦戦> 鉢植えの植物も処分する必要が。 「枯れた植物や土を鉢から出すのは重労働。土の処分も自治体ごとのルールがあり、家庭ゴミとして出せなかったため業者に依頼しました」
●液体洗剤
<うかつに処分すると混ざって危険なことも> 液性によって有毒ガスが発生したり、そのまま流すと排水管を傷めたりするので、扱いに注意が必要。 「結局持ち帰って使いましたが、ストックが多くてストレスに」
実家の売却に必要な書類や株券などは元気なうちに“置き場”を確認
「実家の売却に向けた片づけは、ある程度整理された家でも大変でした。一方で、ありがたかったのは、重要な書類をまとめ、置き場所を共有しておいてくれたこと」と尾花さん。 通帳や印鑑などのほか、住宅購入時の書類や図面はまとめて袋に入てて残してあったため、家の売却後の確定申告がスムーズだったそう。 「ほかにも、株券や保険の証書などは、元気なうちに、なにがどこにあるかを家族で共有しておくことが、のちのトラブル防止にもなります」
ESSEonline編集部