大谷翔平、流行語でも“前人未到” 「50-50」トップ10入り 6度の候補入りは個人として初
今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の発表・表彰式が2日、都内で行われた。年間大賞に阿部サダヲ(54)主演TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選ばれたほか、ノミネート30語の中からトップ10が発表され、ドジャースの大谷翔平投手が達成した米大リーグ史上初の快挙「50-50」が選出された。 大谷は日本時間11月22日、ナ・リーグの今季MVPに選ばれたばかり。大谷は2年連続3度目のMVP選出で、3度目の選出も満票での選出。指名打者専任の選手としては史上初、両リーグでの選出は1961年にレッズ、1966年にオリオールズで獲得した通算586本塁打のフランク・ロビンソン以来史上2人目の快挙となり、異なるチームでの2年連続選出は初。3度目の満票選出も史上初となり、再び大リーグの歴史に名を刻んだ。 大谷は、これまでも流行語大賞の“常連”だった。21年には「リアル二刀流・ショータイム」で年間大賞を受賞。23年には「憧れるのをやめましょう」が、22年には「大谷ルール」が、18年には「翔タイム」が、13年には「二刀流」が、それぞれ候補30語入りを果たしている。 同一人物の関連ワードが6度ノミネートされているのは、個人としては初めて。野球での異次元の活躍が、世相にも反映されている。 「新語・流行語大賞」は84年にスタート。ユーキャンとの提携で04年から現在の名称に改称された。選考は「現代用語の基礎知識」編集部の調査による30のノミネートから、選考委員会が10語を選んだ。 トップ10は以下の通り(順位なし、並びは五十音順) ◆裏金問題 ◆界隈 ◆初老ジャパン ◆新紙幣 ◆50-50 ◆ふてほど【年間大賞】 ◆Bling-Bang-Bang-Born ◆ホワイト案件 ◆名言が残せなかった ◆もうええでしょう